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『ぼくは君たちを憎まないことにした』【1/5~】

2023/11/29

最愛の妻を奪われた男と生後17ヶ月の息子。
悲しみと希望を詩情豊かに綴る感動の実話。

家族3人で幸せに暮らしていたアントワーヌが、テロ発生から2週間の出来事を綴った世界的ベストセラー『ぼくは君たちを憎まないことにした』の映画化である。最愛の人を、予想もしないタイミングで失ったとき、その事実をどう受け入れ、次の行動に出るのか。アントワーヌは確信している、妻はいつもどこかから二人を見守っていると。
そして、無差別襲撃から1年後の16年11月12日。バタクランはエンターテインメントを愛する人々に支えられ、全面改装してスティングのコンサートで再オープンした。2023年現在も人気の会場として営業を続けている。

STORY

2015年11月13日金曜日の朝。ジャーナリストのアントワーヌ・レリスは息子のメルヴィルと一緒に、仕事に急ぐ妻のエレーヌを送り出した。息子のために健康的な朝食を手作りして体調管理に気を配り、おしゃれでユーモアのセンスもある。最高の母であり、最愛の妻が、突然、天国へ行ってしまった。そんな時でも息子はお腹を空かせ、砂で遊び、絵本の読み聞かせをねだる。誰とも悲しみを共有できない苦しみと、これから続く育児への不安をはねのけるように、アントワーヌは手紙を書き始めた。妻の命を奪ったテロリストへの手紙は、息子と二人でも「今まで通りの生活を続ける」との決意表明であり、亡き妻への誓いのメッセージ。一晩で20万人以上がシェアし、新聞の一面を飾ったアントワーヌの「憎しみを贈らない」詩的な宣言は、動揺するパリの人々をクールダウンさせ、テロに屈しない団結力を芽生えさせていくのだった---。

 

2022年/ドイツ・フランス・ベルギー合作/102分
監督:キリアン・リートホーフ
原題:Vous n'aurez pas ma haine
出演:ピエール・ドゥラドンシャン/カメリア・ジョルダナ/ゾーエ・イオリオ/トマ・ミュスタン/他
配給:アルバトロス・フィルム

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 1/5(金)~1/11(木)
1/5(金)~1/11(木) ①11:25

 

(C)2022 Komplizen Film Haut et Court Frakas Productions TOBIS / Erfttal Film und Fernsehproduktion

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