36人を殺害した犯人は、まだ捕まっていない---
ソビエト連邦史上最凶の連続殺人鬼を追う刑事たちの戦いを、実在の殺人事件を基に描くサイコスリラー。今作で長編監督デビューを果たしたラド・クヴァタニアが、数々の連続殺人事件を研究し、当時の関係者へのインタビューを通して連続殺人犯の人物像を組み立てた。『葡萄畑に帰ろう』のニカ・タヴァゼが事件の捜査指揮官イッサを演じる。
STORY
1991年、負傷した女性が森の近くで保護される。女性の証言から、10年以上殺人を続けていた連続殺人犯の手口に酷似していることが明らかになり、既に1988年に捕まっていた犯人は誤認逮捕だったことが判明する。新たな容疑者であるアンドレイ・ワリタを追い詰めた捜査責任者のイッサは、尋問をする中でワリタがそれまでの連続殺人を犯した真犯人だと確信していくが、彼の口から驚愕の真実を聞かされることになる…