INTRODUCTION
名作児童文学「アルプスの少女ハイジ」を大胆にアレンジし、R18+指定のエログロバイオレンス描写を満載にしたB級エクスプロイテーション映画に仕立てた異色のスイス映画。
チーズ製造会社のワンマン社長でスイス大統領でもある強欲なマイリは、自社製品以外のすべてのチーズを禁止する法律を制定し、スイス全土を掌握する恐怖の独裁者として君臨。それから20年後、アルプスに暮らす年頃の女性ハイジは、禁制のヤギのチーズを闇で売りさばいていた恋人のペーターが見せしめのため目の前で処刑され、唯一の身寄りである祖父も山小屋ごと爆破されて殺されてしまう。愛する者たちを失ったハイジは、復讐のために戦いに身を投じる。
「スターシップ・トゥルーパーズ」のキャスパー・バン・ディーンが独裁者マイリ、「グラディエーター」「パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち」などで知られるデビッド・スコフィールドが、アルムおんじことハイジの祖父を演じた。
STORY
偏狭な排他主義を掲げる、極悪ファシスト政権に支配されデストピアと化したスイス。それでもアルプスの山々はいつものように美しかった!自然豊かな環境でアルプスの少女・ハイジ(アリス・ルーシー)は美しく成長しました。
しかしチーズ・ファシズム(?)の忠実な信奉者たちは、実に残忍で冷酷でした。不当にも危険分子とされた人々に対して、馬鹿馬鹿しくも残酷な拷問を加えるクノール司令官(マックス・ルドリンガー)とその部下たち。
愛する人を傷けられ怒りに燃えたハイジは、ついに物騒な武器を手にして立ち上がります。なぜピーターとクララ(アルマル・G・佐藤)の姿は、アニメで描かれたイメージと大きく異なるのでしょうか。そしてキャスパー・ヴァン・ディーンは、果たしてどんな役で出演するのでしょうか。
世界的児童文学、そして日本が誇るアニメ作品のイメージをブチ壊す、血みどろの死闘が始まろうとしている…。