密室に鳴り響く、「死者からの電話」
恐怖が同時進行する、ブラムハウス・プロダクションズのサイコ・スリラー。
『透明人間』ではリー・ワネル、『ゲット・アウト』ではジョーダン・ピール、『スプリット』ではM・ナイト・シャマランとタッグを組み、優れたスリラー作品を世に送りだして来た、ハリウッド気鋭の映画製作軍団ブラムハウス・プロダクションズ。そんなヒットメイカーが新たなパートナーに選んだのは、『ドクター・ストレンジ』、『エミリー・ローズ』の監督で知られるスコット・デリクソンだ。サイコパス、スーパーナチュラル、サイキックといった様々な要素が同時進行的に繰り広げられるスリリングな映画が誕生した。
STORY
コロラド州のとある町。この町では、子どもの連続失踪事件が起きていた。ある日、気が小さく独り立ちできない少年フィニーは学校から帰る途中、黒い風船を持つマジシャンだという男に出くわす。男が「マジック見るかい?」と一言発したかと思うと、フィニーは無理やり黒いバンに押し込まれ、気づいたときには地下室に閉じ込められていた。その部屋は壁に囲まれ、鍵のかかった扉と鉄格子の窓、そして断線している黒電話があった。すると、その断線しているはずの電話のベルが突然鳴り響く。それは、この部屋の恐怖と真実を知る死者からのメッセージだった。一方、兄の失踪に関する不思議な予知夢を見た妹グウェンは、夢の記憶を頼りに兄の行方を探し始める……。