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第74回カンヌ国際映画祭 脚本賞受賞ほか全4冠『ドライブ・マイ・カー』【9/10~】

2021/08/01

映画史を書き換える至高の179分! 新たなる傑作の誕生

数々のベストセラーを生み出してきた作家・村上春樹による、珠玉の短編小説「ドライブ・マイ・カー」。妻を失った男の喪失と希望を綴ったこの作品に惚れ込み映画化を熱望、自ら脚本も手掛けるのは、いま世界が最も熱い注目を寄せる濱口竜介監督。これまで、カンヌ、ベルリン、ヴェネチアなど世界三大映画祭を席巻し、その名を轟かせてきた。待望の最新長編作となる本作も見事、本年度のカンヌ国際映画祭で日本映画としては史上初となる脚本賞を受賞。加えて、国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の独立賞も受賞し、見事、4冠獲得の偉業を果たした!
これまで、圧倒的な脚本力と豊かな映画表現で、人間がもつ多面性や複雑な感情をあぶりだしてきた濱口監督。本作では原作の精神を受け継ぎながらも、「ワーニャ伯父さん」、「ゴドーを待ちながら」という時代を超えて愛されてきた演劇要素を大胆に取り入れ、ストーリーと映画内演劇が重層的に呼応しあう驚異的な物語を紡ぎだした。さらに広島・東京・北海道・韓国などのスケール感あるロケーションと、名手・四宮秀俊撮影による美しさと厳しさが溶け合う映像美は観る者を魅了し、物語へと引き込んでいく。

実力派俳優陣と海外キャストが9つの言語で紡ぐ
唯一無二の人間ドラマ

主人公の家福を演じるのは、日本映画界に欠かせない名優、西島秀俊。行き場のない喪失を抱えながらも、希望へと一歩を踏み出していく心の機微を見事に体現した。ドライバーのみさきには、高い演技力に加え、歌手としても活躍するなど多彩な才能で注目を集める三浦透子。さらに、物語を大きく動かすキーパーソンの高槻に岡田将生。家福の妻・音を霧島れいかが演じるなど、実力派俳優陣が集結。胸に迫る演技で、物語をより一層深化させている。
また、韓国・台湾・フィリピン・インドネシア・ドイツ・マレーシアからオーディションで選ばれた海外キャストも出演。日本人キャストとの見事なアンサンブルを見せ、劇中の多言語劇を中心に9つの言語を交えて展開する、誰も観たことのない唯一無二の物語を彩る。

 

2021年/日本/179分/PG12
監督:濱口竜介
出演:西島秀俊/三浦透子/霧島れいか/パク・ユリム/他
配給:ビターズ・エンド

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 9/10(金)~10/7(木)
9/10(金)~9/16(木) ①10:00  ②17:40
9/17(金)~9/23(木) ①9:40  ②17:35
9/24(金)~9/30(木) ①10:55
10/1(金)~10/7(木) ①11:15

 

 

 

(C)2021「ドライブ・マイ・カー」製作委員会

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