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『花と雨』【3/27~】

2020/02/23

<SEEDA>伝説のアルバム「花と雨」を原案に
観客が映画と一緒にドライブするリアルユースムービーが誕生

独自の感性でその最先端を走り続けてきたアーティスト・SEEDAが2006年に発表し、多くのアーティストに影響を与えた日本のHIP HOPにおける伝説的アルバム「花と雨」を原案に、彼の自伝的なエピソードも交え、「現実と理想」「生と死」「アイデンティティの探求」など様々なテーマを通じて、“何者かになりたい”一人の青年が葛藤しながら成長する姿を描く。

ミュージック・クリップやCMで数々の受賞歴を持ち、多くのアーティストのMVを手掛ける、映像ディレクター土屋貴史。長編映画初監督作とは思えない、その計算し尽くされた抒情的な映像美、独特のリズム、大胆なカメラワークなど新しい映画作家が誕生した。

笠松将の演技は主人公・吉田の静かな怒りや渇望感と奇跡的なシンクロを見せ、観客に忘れられないインパクトをもたらす。向こう意気の強さと脆い雰囲気を兼ね備え、役への熱量と圧倒的なパフォーマンスで、観る者たちの心を揺さぶる。本作以降も出演作が多数控えており、今後の活躍も大いに期待される俳優である。

<SEEDA>伝説のアルバムからインスパイアされた
儚くも激しく美しいリアルユースムービー

幼少期をロンドンで過ごした吉田は閉塞的な日本の空気に馴染めないまま、高校生活を送っていた。次第に学校から距離を置く吉田にとって唯一HIP HOPだけが彼の拠り所だった。海外での活躍を目指す姉・麻里との約束を胸に、アーティストとして独り立ちするべく練習や活動に没頭する。しかし初めて自分の居場所を見つけたと思った矢先、チャンスを掴みかけては裏切られ、現実の厳しさに晒され次第に自分を見失っていく。そして追い打ちをかけるように、ある悲劇が訪れる。このままでは、俺は負ける。吉田はラッパーとして、1人の人間として、現実を乗り越えるべく立ち上がる…。

 

2020年/日本 /114分/PG12
監督:土屋貴史
出演:笠松将/大西礼芳/岡本智礼/中村織央/他
配給:ファントム・フィルム

 

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 3/27(金)~4/9(木)
3/27(金)~4/2(木) ①12:00 ②17:00
4/3(金)~4/9(木) ①14:50

 

 

(C)2019「花と雨」製作委員会

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