ある男の数奇な人生に隠された故 今井雅之氏のラストメッセージ
生きるとは、死とは、親とは、友とは、恋とは、 Hと銭の間にある大切なものとは・・・
与えられた能力でいまを懸命に生きる、主人公・真人を通して 作家、今井雅之が
生のエネルギーや輪廻といった「生と死」という重厚なテーマを投げかける
2015年に急逝した俳優・今井雅之氏が原作・脚本・主演を務めた舞台「手をつないでかえろうよ~シャングリラの向こうで~」を映画化。今井の遺志を引き継ぐ奈良橋陽子が監督として総指揮を執り、「生と死」という重厚なテーマをモチーフにしながら、誰もが共感できる普遍性をたたえた感動作品。
俳優陣は主演の川平慈英を筆頭に、七海、藤田朋子、別所哲也、中居正広(友情出演)ほか今井にゆかりのあったキャストが集結。すみれ、LiLiCo、板尾創路らバラエティ豊かな豪華出演者の顔ぶれにも注目。
平和と安寧を希求してやまなかった今井雅之が遺した魂のメッセージ、生きる意味を問い、明日への希望を見出さずにはいられない感動のドラマ。
【ストーリー】
主人公は軽度の知的障害のある男性、真人(川平慈英)。 中学で「特殊」学級に入った真人は、ばかにされたりいじめられたりしながらも、同じ障害のある女性、咲楽(七海)と出会い、ぎこちない愛情表現を交わしながら、やがて結婚する。しかし、真人は咲楽を守るため、罪を犯してしまう。咲楽との約束だった新婚旅行を思い起こすように、真人は伊勢神宮へ1人で車を運転して出かける。
そこにヒッチハイクで、麗子(すみれ)が乗り込んできた。
彼女は車の中で真人に、「神とは?歴史とは?人間とは?」と問いかける。
そして、咲楽の「Hと銭の間にあるものってなんだ?」というなぞなぞへの答えが、浮き彫りになっていく。
やがて、麗子が、車の中に置き忘れていった箱には思いもかけないものが入っていた。
2015年/日本/107分/
監督:奈良橋陽子
出演:川平慈英/すみれ/七海/岡安泰樹/吉田敦 他
配給:よしもとクリエイティブ・エージェンシー
上映場所 | ソレイユ・2(地下) |
上映期間 | 10/1(土)~10/7(金) |
10/1(土)~10/7(金) | ①14:45 |
[margin_5t](C)2016「手をつないでかえろうよ」製作委員会