世界の幸せはちょっとのスパイスでできている
2012年、インド映画界に旋風が巻き起こった!新人女性監督ガウリ・シンデーの長編デビュー作『マダム・イン・ニューヨーク』が大ヒットし、“最も成功したボリウッド映画監督”のベスト5に選出されたばかりか、“インド映画史100年国民投票”でヒロインを演じたシュリデヴィが女優部門ベスト1に輝いたのだから。
『マダム・イン・ニューヨーク』は、ど派手なアクションや歌とダンスが満載という、これまでのボリウッド映画のイメージを変えた珠玉作として脚光を浴びた感動エンターテインメント。世界中の女性にエールを贈る普遍的なテーマは誰の心にもすがすがしい余韻を残してくれる。
自らの母親を想いながら書いたというガウリ・シンデ―監督の脚本は、ヒロインの心が“覚醒”していくプロセスに身近なエピソードをちりばめて共感をあおり、いつしか見る物すぺてを“シャシ応援団”にしてしまう。また、インド映画の風味を残しつつも細やかな人物描写を施した演出は、大半がニューヨーク・ロケを決行したという映像と相まって洗練された語り口。シャシの揺れ動く心象風景を綴ったスワーナンド・キルキレーの歌詞と、数々のヒット作を手がけるアミト・トリヴェーディーのサウンドが、より軽快な作風に仕上げている。
【ストーリー】
インドのごく普通の主婦シャシ。夫と子供に尽くすことが務めだと信じている。たとえ、夫や子供に感謝されなくても、認められなくても、だ。しかし、そんな彼女が英会話という小さなきっかけを通して、それまで抱いていたコンプレックスをはねのけ、ひとりの女性としての誇りと自信を取り戻す。
2012年/インド/134分
監督:ガウリ・シンデー
出演:シュリデビ/アディル・フセイン/アミターブ・バッチャン/他
配給:彩プロ
上映場所 | ソレイユ・2(地下) |
上映期間 | 8/16(土)~9/26(金)終了 |
9/13(土)~9/19(金) | ①9:50 |
9/20(土)~9/26(金) | ①11:25 |
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