祈りは叶わず、希望はつぶされ、愛に裏切られ、ただ生きようとした。
それが罪ですか──?
『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』でアカデミー賞に輝いたマリオン・コティヤール、同賞3度ノミネートを誇る『ザ・マスター』のホアキン・フェニックス、2度ノミネートを飾る『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナー ─2013年のカンヌ国際映画祭は、オスカーの名誉をかけた実力派俳優による迫真の競演に圧倒された。
監督は、デビュー作『リトル・オデッサ』でヴェネチア国際映画祭銀獅子賞を獲得、 その後の全監督作がカンヌのコンペティション部門に選ばれたジェームズ・グレイ。 撮影は『ミッドナイト・イン・パリ』のダリウス・コンジ。
マリオンの放つ美に圧倒されたグレイ監督が、彼女のために書き下ろした本作。 マリオンのキャリア史上、群を抜いて美しく、幸薄く、けれどたくましいヒロインの名 はエヴァ。幸せを求め移住したアメリカで、すべての夢を打ち砕かれ娼婦に身を落 としながらも、懸命に生きようとする。過酷な運命に翻弄される女性を演じれば敵 う者はないマリオンにカンヌも泣いた感動作が、ついに日本に登場する─!
【ストーリー】
1921年、戦火のポーランドからアメリカへ、妹と二人で移住してきたエヴァ(マリオン・コティヤール)。夢を抱いてNYにたどり着くが、病気の妹は入国審査で隔離され、エヴァ自身も理不尽な理由で入国を拒否される。強制送還を待つばかりのエヴァを助けたのは、彼女の美しさにひと目で心を奪われたブルーノ(ホアキン・フェニックス)だった。移民の女たちを劇場で踊らせ、売春を斡旋する危険な男だ。妹を救いだすため厳格なカトリック教徒から娼婦に身を落とすエヴァ。彼女に想いを寄せるマジシャンのオーランド(ジェレミー・レナー)に見た救いの光も消えてしまう。生きるために彼女が犯した罪とは? ある日、教会を訪れるエヴァ。今、告解室で、エヴァの告白が始まる─。
監督:ジェームズ・グレイ
出演:マリオン・コティヤール/ホアキン・フェニックス/ジェレミー・レナー/他
配給:ギャガ
上映場所 | ホール・ソレイユ(4F) |
上映期間 | 5/3(土)~5/16(金)終了 |
5/3(土)~5/9(金) | ①9:30 ②16:25 |
5/10(土)~5/16(金) | ①9:30 ②16:25 |
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