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『ルー、パリで生まれた猫』【10/27~】

2023/09/03

あの頃のキミに、ありがとう―――。
抱きしめたいほど猫が好きなあなたに贈る物語

パリを舞台に、少女の目を通して愛猫との絆を描く映画が誕生した。あの頃、そばにいてくれたから乗り越えられた―――。猫と暮らした人ならそんな経験を思い出さずにいられない、これは”あなたと愛猫たちの物語”。大人へと続く人生の一時期を、楽しいときも落ち込んだときも、いつでもそばにいてくれた、猫たちへの愛と感謝の物語。

猫好き悶絶必至!
ルーの豊かな表情とドジでかわいい"あるある行動”

何といっても私たちを虜にするのは、セリフはないのにドラマを感じさせる、猫ルーの豊かな表情。窓外の鳩を狙って狩りの姿勢をとるも怖くなって逃げる、その真剣な眼。落ち込んでいるクレムを”元気づける”かのように、目の前にオモチャを落として遊びをねだる愛おしい仕草。木登りからうっかり降りられなくなり、パニクっているドジっぷり。シッポを立ててついて来て、大好きなクレムに寄り添って眠る、その癒される寝顔・・・。ルーのドジでかわいい”あるある”行動は、猫好きだったら、悶絶必至。生まれたばかりの赤ちゃん猫のルーも、生後2ケ月の子猫のルーも、若猫のルーも、どこをとっても頬ずりしたいほどのかわいさ満載。さらには物語に組み込まれたルーの目線の映像が、クレムとの絆の尊さを輝かせる。クレム役に抜擢されて少女の繊細な心を体現したのは、800人の候補者から選ばれ、本作が初主演となるキャプシーヌ・サンソン=ファブレス。猫ルーとの自然な演技が高く評価されている。

動物映画監督&動物トレーナーによる、
猫たちの習性に忠実な”演技”や映像

監督を務めたのは、”人間の俳優を捉えるように動物の視点に立って撮る”と称される動物映画監督ギョーム・メダチェフスキ(『アイロ~北欧ラップランドの小さなトナカイ~』(18))。今回、猫たちの生態や習性に忠実でありながら、驚くほどドラマを感じさせるルーたちの”演技”や情感に満ちた映像を生み出した。そして、猫をはじめとする動物たちのキャスティングや演出を手掛け、本作の感動を支えたのは、動物行動学を学び、これまで1000作以上の作品に携わってきたフランスの動物トレーナーの第一人者ミュリエル・ベック。ちなみに、ルー役をメインで演じたキジネコは、生後2ケ月の子猫の時期に撮影現場に入り、監督たちと一緒に過ごして現場で成長していったという。
屋根裏から見降ろす美しいパリの街並み、ルーが駆け下りるアパルトマンの螺旋階段やルーの目線の石畳、別荘の森の瑞々しい緑・・・。フランスならではの風景の中、幸せを見出して明日へと踏み出す少女と猫の物語が、心に爽やかな風を吹きこむ。私たちは思う。きっとクレムにとって、ルーは、生涯忘れられない猫になるだろう、と。ちょうど、あなたにとって忘れられない猫がいるように―――。

楽しかったとき、落ち込んだとき、
いつもそばにいてくれてありがとう。

パリで暮らす10歳の少女クレムが屋根裏で見つけたのは、生まれたばかりのキジトラの子猫。母猫とはぐれた子猫を、ルーと名付けて一緒に暮らし始める。両親の不仲に心を痛めていたクレムにとって、ルーとの生活は心安らぐ時間となっていく。そんなある日、森の別荘を訪れたクレムとルーだったが、森である出会いが――。

 

2023年/フランス・スイス合作/83分/G
監督:ギョーム・メダチェフスキ
原題:Mon chat et moi, la grande aventure de Rrou
出演:キャプシーヌ・サンソン=ファブレス/コリンヌ・マシエロ/ニコラ・ウンブデンシュトック/リュシー・ローラン/他
配給:ギャガ

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 10/27(金)~11/9(木)
10/27(金)~11/2(木) ①10:00 ②15:20
11/3(金)~11/9(木) ①9:00

 

 

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