11/27(日)プロデューサー及び関係者の舞台挨拶あり!
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寡黙に直向きに山と生きる男たちを描くドキュメンタリー映画
舞台は9割が山林に覆われる山国、岐阜県飛騨地方。
およそ50年間、木樵の仕事で生計を立てている高山市滝町の面家一男さんと弟の瀧根清司さん2人とその家族、弟子たちの日常を1年にわたり追い掛けたドキュメンタリー映画である。
兄弟が木樵として働く姿を通して、林業がその土地と深く繋がっている様や、緩やかに流れる時間の中で森林と共に生活する「山の暮らし」の継承を描いている。
宮﨑監督は「この映画は林業の現状を訴えるために撮ったのではない」と強調する。林業の最盛期に木樵になり、状況が厳しくなるばかりの中で仕事を続ける兄弟は「経済的に苦しい時もあったかもしれない」。それでも彼らと過ごして感じたのは、「とても豊かな人生を過ごしているということ。観た人にもそれが伝われば」と願う。
山と生きる人たちのひたむきな姿勢は、私たちの今後の生き方にヒントを与えてくれるのではないか。