《安心・安全な町》が牙をむくとき、暴走刑事の怒りが爆発する!
「犯罪ゼロの町、富士見町へようこそ。」
企画・脚本・監督は高橋ヨシキ(本作『激怒』で長編監督デビュー)、主演を務めるのは近年の日本映画で最も多数の映画に出演していると言われる川瀬陽太。この2人がタッグを組んで贈る注目のバイオレンス映画『激怒』がついに完成した。
脇を固めるのは『横須賀綺譚』の小林竜樹、『太陽の子』の奥野瑛太ら、邦画界で活躍する注目の若手。ヒロインを演じるのは本作で映画デビューを飾る彩木あや。冒頭シーンには話題作『岬の兄弟』(片山慎三監督)主演の和田光沙と松浦祐也も登場して驚かせる。
また『ローリング』『あのこは貴族』の渡邊琢磨と、三島賞作家で音楽家の中原昌也が担当したサウンドトラックは本作の見どころの一つであり、重低音とオーケストレーションが交錯するユニークな音楽が脳髄を直撃する。さらに実写版『キングダム』、『アイアムアヒーロー』の藤原カクセイが特殊メイク・特殊造形を担当。さらに米津玄師をはじめ数多くの人気アーティストの映像作品を手掛ける佐伯雄一郎がモーション・グラフィックを提供、オープニングとエンディングのアートはスティーヴン・キングやクライヴ・バーカー作品の装丁で世界的な人気を誇るゴシック・アーティストのダニエル・セラの手によるもの(https://www.danieleserra.com/)。
ユニークで優秀なスタッフ&キャストが集結したことで、大作をも凌ぐ前代未聞のバイオレンス・エンターテインメント映画が誕生した。
STORY
中年の刑事・深間は、いったん激怒すると見境なく暴力を振るってしまうという悪癖があった。かつてはその強引な手法により街から暴力団を一掃した功労者と讃えられた深間だったが、度重なる不祥事に加え、大立ち回りで死者まで出してしまったことの責任を問われ、治療のため海外の医療機関へと送られることになる。
数年後、治療半ばにして日本に呼び戻された深間は、見知った街の雰囲気が一変してしまったことに気づく。行きつけだった猥雑な店はなくなり、親しい飲み仲間や、面倒をみていた不良たちの姿もない。さらに、町内会のメンバーで結成された自警団が高圧的な「パトロール」を繰り返しているのだ。一体、この街に何が起きているのか? 「安全・安心なまち」の裏に隠された真実に気づいたとき、深間の中に久しく忘れていた怒りの炎がゆらめき始める……。
(C)映画「激怒」製作委員会