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『ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん』【3/25~】

2022/01/09

母が認知症になっても、父は変わらぬ愛を注ぐ
結婚生活60年を過ぎた90代夫婦の生きる道

2018年に公開されたドキュメンタリー映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」
認知症の母と老老介護する父の暮らしを、映像作家の「私」が撮った作品は「まるで自分の親を見ているようだ」と人々の共感を呼び、全国で18万人以上を動員。異例の大ヒットとなった。今回お送りするのは、映画の「その後」の物語である。
広島県呉市で暮らす90代の両親と、東京で働くひとり娘の「私」(監督・信友直子)。映画の完成後も「私」は両親を撮り続けた。
異変が起きたのは2018年10月。母が脳梗塞で倒れたのだ。幸い一命はとりとめたが左半身に麻痺が残った。母は「家へ帰りたい」とリハビリを始め、父は毎日面会に行って励ました。そして父は、いつ母が家に帰ってもいいようにと98歳で筋トレを始める。
ところが、母は歩けるまでに回復したものの、新たな脳梗塞が見つかり全身麻痺に。それを聞いて寝込んでしまう父。「私」は、一度でいいから母を家に帰してあげたいと「ある秘策」を考える。
2020年3月。コロナ禍で仕事がなくなり、実家に帰った「私」。そして、ゆっくりお別れできる時期を見計らったかのように、母の病状は少しずつ悪くなってゆく…
60年以上連れ添った父と母が、人生の最後の日々をどう生き、別れ、残された父がそこからどう立ち上がってゆくのか…これは私的な看取りの記録だが、誰もが自分や自分の親の姿を重ね、感じてもらえる物語である…

 

2022年/日本/101分
監督:信友直子
配給:アンプラグド

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 3/25(金)~4/7(木)
3/25(金)~3/26(土)、3/28(月)~3/31(木) ①9:10   ②13:25  ①17:30
3/27(日) ①9:40   ②13:55
4/1(金)~4/7(木) ①11:35   ②17:35

 

 

 

(C)2022「ぼけますから、よろしくお願いします。 おかえり お母さん」製作委員会

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