グレタ・トゥーンベリの素顔に迫るドキュメンタリー映画
映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』は、2019年のフォーブス誌にて“世界で最も影響力のある女性”に選出、同年のタイム誌でも“今年の人”として紹介された若き環境活動家グレタ・トゥーンベリに迫るドキュメンタリー。彼女の考えを正確に色濃く反映した作品となっており、貴重な映像と共に、これまで誰も知らなかったグレタの素顔を明らかにしていく。
少女の“覚悟と葛藤”を映し出す
映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』では、気候問題に関する専門的知識と揺るぎない覚悟を持つグレタ・トゥーンベリの姿を紹介。国連総長アントニオ・グテーレスやフランスのマクロン大統領、ローマ教皇など世界のリーダーらと議論を重ねる様子を映し出す。
若き環境活動家としての姿だけでなく、少女の“素顔”に迫る貴重な映像も見どころ。世界から注目を集める1年以上前から彼女に密着し、犬や馬と戯れるリラックスした姿のほか、アスペルガーの症状について冷静に自身で分析する姿、重圧と向き合い葛藤する姿、彼女の様々な行動を支える家族の姿までも捉える。
少女は何のために闘うのか?グレタからのメッセージ
その強いメッセージと行動力で、環境活動家のリーダーとして若者から称えられる一方で、時には反感や偏見を持たれることも少なくなくないグレタ。彼女は何のために闘うのか。私たちはこれからその思いにどのように向き合い、生きるべきか。映画を見終わった後は、爽やかな余韻の中に、深い思いを巡らせることになるに違いない。
なお、映画『グレタ ひとりぼっちの挑戦』の公開にあたり、グレタ本人は「とにかく私たちが社会に求めているのは、気候変動を危機として捉え、安全な未来を守ってほしいということだけ。映画を見れば、その実現までどれ程遠いのか、”もう時間がない”という科学的なメッセージが全く伝わっていないということも分かってもらえるはず」とコメントしている。