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本年度アカデミー賞受賞(脚本賞)『プロミシング・ヤング・ウーマン』【7/16~】

2021/06/06

私たちは今、転換点に立っている。
新進気鋭の才能を、キャリー・マリガンや
マーゴット・ロビーらが支持、その勇敢さに祝福を!

2021年、93回を数える米・アカデミー賞®において、初めて監督賞候補に複数の女性がノミネートされ、大きな話題を呼んでいる。そのひとり、エメラルド・フェネルの長編デビュー作『プロミシング・ヤング・ウーマン』は、すでに全米脚本家組合賞でオリジナル脚本賞を受賞。大胆不敵な物語に共鳴したマーゴット・ロビーが製作に名乗りを上げ、誰にも譲りたくなかったという主人公役をキャリー・マリガンが快諾。ウーマンパワーが実を結び、ハリウッドの歴史をも揺るがす、記念すべき作品がここに誕生した。

ジェンダーバイアスへの怒りを放ちながらも、
ロマンティック&スリリングに仕立てられたジャンルレスな話題作!

タイトルの通り、“前途有望な若い女性”だったキャシーに起きた悲しい事件をきっかけに、スリリングな復讐劇とスウィートなラブストーリーとが並行して描かれる本作は、多くの観客の共感を獲得しつつ、激しい論争を巻き起こしている。その理由は、女VS男という対立構造の中でどちらかを断罪して終わるのではなく、社会に蔓延るジェンダーバイアスを浮き彫りにしているから。彼女の落とし前の矛先は“ナイスガイ”だけに留まらず、“同調圧力オンナ&女だからとわきまえる女”へも向けられ、痛烈に批判する。好きか嫌いかを超えたその先に、私たちが何を見出すのか、まずは本作を目撃してほしい。明るい未来が約束された、これからを創り出す、すべてのひとたちに。

STORY

30歳を目前にしたキャシーは、ある事件によって医大を中退し、今やカフェの店員として平凡な毎日を送っている。その一方、夜ごとバーで泥酔したフリをして、お持ち帰りオトコたちに裁きを下していた。ある日、大学時代のクラスメートで現在は小児科医となったライアンがカフェを訪れる。この偶然の再会こそが、キャシーに恋ごころを目覚めさせ、同時に地獄のような悪夢へと連れ戻すことになる……。

 

2020年/アメリカ /113分/PG12
監督:エメラルド・フェネル
原題:Promising Young Woman
出演:キャリー・マリガン/ボー・バーナム/アリソン・ブリー/クランシー・ブラウン/他
配給:パルコ

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 7/16(金)~8/12(木)
7/16(金)~7/22(木) ①9:20  ②13:35  ③19:50
7/23(金)~7/29(木) ①10:00  ②14:20  ③18:40
7/30(金)~8/5(木) ①9:20  ②15:20  ③19:25
8/6(金)~8/12(木) ①13:35

 

(C)2019 PROMISING WOMAN, LLC / FOCUS FEATURES, LLC

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