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『サーホー』【5/29~】

2020/04/01

INTRODUCTION

日本のみならず世界中を熱狂させた『バーフバリ』シリーズで、インドを代表する国際的俳優となったプラバース。第2弾『バーフバリ 王の凱旋』(17)はインド映画史上最高興収の170億ルピー(約263億5000万円)を記録した。その彼の最新主演作『サーホー』はインド映画のパワーを見せつける、圧倒的なスケールのクライム・アクションだ。

2019年8月30日に公開され、オープニング世界興収約45億円を記録し、インド映画ながら、『ライオン・キング』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』などハリウッドのメジャー大作を抑え、『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』に次ぐ第2位にランクインした。

プラバースが演じるのは、犯罪シンジケートが関与する3億ドル(約300億円)の大規模な窃盗事件の犯人を追う敏腕捜査官アショーク。『ミッション:インポッシブル』シリーズのバイクアクションや『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(15)を彷彿とさせるカーアクション、さらには『アベンジャーズ』シリーズを思わせる空中戦も!もちろん、銃撃戦、肉弾戦もてんこ盛り!『バーフバリ』シリーズを超える超絶アクションを見せてくれる。また、3つのエピソードが同時に進行し、やがて絡み合い、あっと驚く展開で観客を欺くのだ。まさに予測不可能!走り出したら、もう止まらない!ジェットコースター感覚のエンターテインメントだ。

ヒロインを務めるのは、歌手、女優、モデルなど幅広いジャンルで活躍を見せるインド映画界のスーパースター、シュラッダー・カプール。セクシーなファッションに身を包んだミュージカルシーンや、プラバースとのロマンティックなシーンも大きな見どころとなっている。

監督・脚本は、大ヒット作『Run Raja Run』(14・未)で南インド国際映画賞最優秀新人監督賞を受賞したインド映画界の期待の超新星、スジート。スタッフには映画界の一流スタッフが結集!『バーフバリ 王の凱旋』の視覚効果チームの陣頭指揮を執ったカマル・カンナンが視覚効果監修を担当。『パール・ハーバー』(01)、『ミニミニ大作戦』(03)、『Mr.&Mrs.スミス』(05)、『トランスフォーマー』シリーズの第1〜3作などを手掛けたハリウッドの一流スタントコーディネーター、ケニー・ベイツがクライマックスのアクションシーンを手掛けた。

原題『SAAHO』は直訳すると、「万歳」の意味。本作では、一体、何を意味するのか?驚愕のラストに刮目せよ! 2020年3月、日本は再び、プラバースに熱狂する!さあ、ショータイムだ!

STORY

インドのはるか遠くにある暗黒帝国の犯罪都市ワージー。このきらびやかな大都市を裏で牛耳るのがロイ・グループのロイだ。20年前、抗争に敗れたロイはボンベイからワージーへ脱出し、首領プルドヴィラージの後継者になったのだ。

ロイは金や石油の裏取引で組織を発展させたが、後継者争いに破れたプルドヴィラージの息子デーヴラージは面白くなかった。やがて、内部の対立が表面化すると、抗争を恐れたロイは裏社会から脱却し、ロイ・グループとして合法的な事業を展開した。そして、2016年からインド政府の優遇措置を受け、再生可能エネルギー及び水力発電事業を展開させる。しかし、その事業が動き出した矢先、ロイ会長は凱旋したムンバイで暗殺されてしまった。

その3週間後---。ムンバイ市警察は、被害総額3億ドルの謎の窃盗グループを追っていた。実行犯を全員逮捕したものの、逮捕者は「見知らぬ者から指示を受けただけで、犯罪に加担していない」と自供する。実に謎めいた事件だった。そこで、市警幹部は現場に「今後の捜査は覆面捜査官に託した」と明かす。

男の名前はアショーク。逞しくしなやかな肉体、そして、鋭い洞察力を持つタフガイ。大男たちをなぎ倒したと思えば、事件現場では犯行当時の犯人の動きを見事に言い当てる伝説の捜査官だ。

舞台は再びワージー。ロイ・グループの会議は後継者や今後の方針をめぐって紛糾していた。ロイの家族はかつての抗争で全員死んだと思われていたが、遠くの地で人知れず一人息子を育てていた。その息子ヴィシュワクが帰還したことで事態は大きく動く。ヴィシュワクは「資産2兆ルピーの在りかは私だけが知る」といい、金庫のカギとなるブラックボックスはムンバイにあると明かす。こうして、秘書のカルキはブラックボックスを手に入れるためムンバイへと赴く。一方、かねてから会長の座を狙っていたデーヴラージは、自分の手下たちにロイを殺害させ、2兆ルピーを奪ったと告白する。

市警と合流したアショークは、美人捜査官アムリタ・ナイルを相棒にして、特命チームを指揮する。特命チームは窃盗グループを仕切る謎の男の姿を捉えていた。アショークはこの男との接触に成功。男は“ワージーにある金庫を開けるブラックボックスを入手してみせる”と豪語していた!市警がこのブラックボックスを手に入れれば、犯罪シンジケートのムンバイ進出を阻止できる。

こうして、ロイ・グループ、ムンバイ市警、謎の窃盗グループが入り乱れてのブラックボックス争奪戦が始まった。最後に、それを手にする者は誰か?

 

2019年/インド/169分
監督:スジート
原題:Saaho
出演:プラバース/シュラッダー・カプール/マンディラー・ベーディー/ニール・ニティン・ムケーシュ/他
配給:ツイン

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 5/29(金)~6/11(木)
5/29(金)~6/4(木) ①19:10
6/5(金)~6/11(木) ①18:25

 

 

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