『おみおくり』【6/23~】

2018/04/18

幸せに生きるとは?
幸せに一生を終えるには?

女性の納棺師を主人公に、見送りの現場での心温まるエピソードを綴った物語が映画化となった。
原案は、亡くなられた方に死化粧を施し、生前の姿を思い出させる姿に戻す女性納棺師・永井結子著の「今日のご遺体 女納棺師という仕事」。納棺師を描いた作品として記憶に残るのは、2008年に公開されアカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』があるが、本作は、女性の納棺師を軸に、人の「死」に触れる仕事を通して自らの心の傷をいやし、生きることへの希望を見出していく様を繊細に描いた。

見送る人達と見送られる人との、
心温まる愛と成長の物語。

主人公の女性納棺師・満島弥生に高島礼子を迎え、満島のもとで納棺師として成長していく助手・河村亜衣を文音が演じる。更に、両親を亡くした時の記憶に亜衣とともに心を痛めている弟を若手注目の渡部秀、満島の恋人役に加藤雅也が特別出演を果たしている。物語は、家族や恋人との7つのお別れのエピソードを軸に、様々な「死」の現場にあるのは悲しみだけではなく、そこには溢れんばかりの愛が存在していることを繊細なタッチで描いている。メガホンをとり脚本も手掛けたのは、「ピカレスク-人間失格-」「棒の哀しみ」の伊藤秀裕。いずれは誰にでも訪れる「死」という哀しみを通して、見送る人達と見送られる人との心の交流を描いた愛と成長の物語が誕生した。

 

 

2018年/日本/ 117分
監督:伊藤秀裕
出演:高島礼子/文音/渡部秀/風谷南友/芳賀優里亜/ 他
配給: エクセレントフィルムズ

 

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 6/23(土)~7/6(金)
 6/23(土)~6/29(金) ①10:00 ②16:35
 6/30(土)~7/6(金) ①10:00

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