<自分自身に正直に生きる>ためのレイの決断とは―?
ぶつかり合い、傷つけ合っても、家族だから何度でもやり直せる!
16歳になり、身も心も男の子として生きたいと決断した主人公・レイ。
医者から受け取ったホルモン治療についての資料を手渡されたシングルマザーのマギーは、「突然、息子を育てることになるなんて・・」と、動揺を隠せない。
共に暮らすレズビアンのおばあちゃんのドリーもレイのことをイマイチ理解ができないでいる。
一方、髪を短く切り、身体を鍛え、少しずつ“本当の自分”に近づいていくことで生き生きしてくるレイ。
そんな姿を見てマギーは意を決して、治療の同意書のサインをもらうために、何年も会っていない別れた夫に会いに行くのだが、そこでまさかの“家族の秘密”が明らかになる!
「リトル・ミス・サンシャイン」「サンシャイン・クリーニング」チームが再び集結!<新たな人生を歩き出す人>へ贈る、希望の物語
(ストーリー)
本作では『マレフィセント』のオーロラ姫役で一躍人気を博し、ソフィア・コッポラの新作など出演作が相次ぐエル・ファニングがトランスジェンダー(FTM)の主人公・レイを熱演。
そして、アカデミー賞に2度のノミネートを誇るナオミ・ワッツが、恋多きシングルマザー・マギーに、名優スーザン・サランドンが、破天荒なレズビアンの祖母・ドリーに挑んだ。
レイの決断に戸惑いながらも、「自分自身に正直に生きる」真っすぐな想いに導かれ、次第に誰よりもレイの一番の理解者となっていく2人。
レイの決断、それは家族の決断でもあった。
それぞれが葛藤しながらも、自分だけの生き方を手に入れ歩む姿は、観る者に温かく、大きな希望を惜しみなく分けてくれる、感動の物語が誕生した。