『ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦』【10/14~】

2017/08/24

ヒトラー、ヒムラーに次ぐ、ナチス第三の男ラインハルト・ハイドリヒ。
「ユダヤ人絶滅政策」を推進し、その残虐性から金髪の野獣」
と呼ばれた男を討つべく、憂国の志士たちが立ち上がった──。

『死刑執行人もまた死す』(43)、『暁の7人』(75)でも描かれた、“金髪の野獣”ことラインハルト・ハイドリヒ暗殺事件、通称「エンスラポイド作戦」が21世紀初の映画化!2017年チェコ・アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など14部門にノミネートされた話題作。

暗殺計画の中心的存在であるヨゼフ・ガブチークを、クリストファー・ノーラン監督『インセプション』(10)『ダンケルク』(17)のキリアン・マーフィが演じ、若き軍人の静かな情熱を見事に表現しているほか、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(15)のグレイ役で世界中の女性の心を掴んだジェイミー・ドーナンが同志ヤン・クビシュに扮し、緊迫した戦時下で出会った女性との愛に揺れ動く心を繊細に演じた。
監督・脚本は、『フローズン・タイム』(06)のショーン・エリス。2001年にエンスラポイド作戦のドキュメンタリーを見たのがきっかけでこの事件を知り、以後、膨大な歴史的資料を調べあげ、本作のための準備に15年もの年月を費やし製作した。

ストーリー

第二次大戦中期、ナチスがヨーロッパのほぼ全土を制圧していた頃。イギリス政府とチェコスロバキアの亡命政府とが協力して極秘計画を練る。パラシュートを使ってチェコ領内に送り込んだのは、二人の軍人ヨゼフ・ガブチーク(キリアン・マーフィ)とヤン・クビシュ(ジェイミー・ドーナン)。

当時、チェコの統治者でホロコースト計画を推し進めていたのが、ヒトラー、ヒムラーに次ぐナチスNo3と言われたラインハルト・ハイドリヒ。二人はナチスとハイドリヒの暴走を止めるために送り込まれたスパイだった。ヨゼフとヤンはチェコ国内に潜伏するレジスタンスの協力を得てハイドリヒの行動を徹底的にマークして狙撃する機会をうかがう。任務の過程で芽生えた愛する女性との幸せな生活を夢にみながらも、祖国チェコのために、そして平和な未来のために自らを犠牲にして巨大な敵と戦うことを誓うのだった。

2016年/ チェコ・イギリス・フランス合作 /120分/PG12
原題:Anthropoid
監督:ショーン・エリス
出演:キリアン・マーフィ/ジェイミー・ドーナン/アンナ・ガイスレロバー/シャルロット・ルボン/トビー・ジョーンズ 他
配給:アンプラグド    

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 10/14(土)~10/27(金)
10/14(土)~10/20(金) ①9:50 ②17:15
10/21(土)~10/27(金) ①12:15 ②16:55

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