世界の映画祭が感涙!フランスデ200万人が泣いた感動の《実話》!
人間を全く信じない競技馬との出会い。父との確執、幼い日の夢。
エリート弁護士は華々しいキャリアを捨て障害飛越競技に挑むが――
フランスで200万人が涙し大ヒットを記録した『世界にひとつの金メダル』は、実話を基に描いた感動作だ。エリート弁護士を辞め選手〈ライダー〉としてオリンピックを目指した男ピエール・デュランと人間を信じない競技馬ジャップルーとの絆、そして彼らを見守る父との確執と愛情。度重なる挫折や逆境が彼らを襲いながらも成長していく、競技ならではの過酷な世界で夢をあきらめずに挑み続ける情熱を描く【人生】の物語だ。『ザ・ビーチ』『ヴィドック』のギョーム・カネが脚本・主演に挑戦し、本物の選手〈ライダー〉さながらのダイナミックさと臨場感とスター性で魅了する。セザール賞、リュミエール賞、ケベック映画賞などを受賞し、モントリオール世界映画祭に正式出品して話題となった。製作費35億円を超える超大作は、ロサンゼルス、ソウルと二つのオリンピックを完全再現し、壮大なスペクタクルでクライマックスを熱狂的に盛り上げる。
監督は、『ココ・シャネル』のクリスチャン・デュゲイ。監督自身も馬術競技の元カナダ代表という異色の経歴を持つ。主演には、『ザ・ビーチ』『ヴィドック』などフランスが誇る国際派俳優のギョーム・カネが、選手〈ライダー〉という非常に難しい役どころに挑戦する。さらに自身の馬術経験の豊富さを活かし脚本も手掛ける。また、『あるいは裏切りという名の犬』『橋の上の娘』などの名優ダニエル・オートゥイユが愛情深い眼差しで息子を支える父親役を演じる。妻のナディア役には『レディ・チャタレー』のマリナ・ハンズ、『スペース・カウボーイ』のドナルド・サザーランドが脇を固める。
ジャップルーは、1975年に生まれたフランスで国民的人気を誇る競技馬だ。小柄で気性が激しい性質を持ちながらも、数々の賞を獲得し選手を栄光へと導いた。享年16歳。障害飛越競技とは、馬術競技の一種で、飛び越さなければ通過できない施設(障害)が設置されたコースを、乗馬して通過する技術を競う競技だ。オリンピック競技の中で、唯一「動物」とのパートナーで競うスポーツであり、そこにドラマが生まれる。最大の見どころは、クライマックスとなるソウルオリンピックのシーンだ。次々と障害を越えていく主人公の透徹した精神力と流麗なテクニックに息をのむ。さらにフランスのドルドーニュ地方、パリ郊外のフォンテーヌ地方の美しい田園風景が憧憬を誘う。
【ストーリー】
1980年代初頭、フランス。美しい田園風景が広がるドルドーニュ地方。ピエール・デュラン(ギョーム・カネ)は子供のころより父セルジュ(ダニエル・オートゥイユ)の指導の下で障害飛越競技に打ち込んできた。やがて大人になり、父の期待から逃れるように、都市で弁護士の道を歩み始める。さらに、幼き日にレースで共に競い合ったナディア(マリナ・ハンズ)と再会し結婚を約束する。
やがてビジネススーツを着てキャリアを積めば積むほど、若き日の情熱が鮮明に蘇ってくる。障害飛越競技は、父の夢ではなく、自分の夢だったということに気づいたピエールは、一度はあきらめた選手〈ライダー〉を目指すため、輝かしい未来が約束されたエリート弁護士の職を捨て去る。
一方で誰からも期待されず、人間を一切信じない若馬ジャップルー。競技馬としては小柄で気性が荒くて欠点だらけ。だが、この若馬ジャップルーは、高い跳躍力と素晴らしい才能を秘めていた。ピエールはジャップルーをパートナーとして走ることを選択し、父親と二人三脚で鍛錬の日々が始まる。やがて、ピエールとジャップルーは、次々と試合で高い成績を収め始め躍進を続けていく。
2016年/フランス・カナダ合作 /130分/
原題:Jappeloup
監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:ギョーム・カネ/ダニエル・オートゥイユ/マリナ・ハンズ/チェッキー・カリョ/ドナルド・サザーランド 他
配給:レスペ
上映場所 | ホールソレイユ(4F) |
上映期間 | 8/26(土)~9/8(金) |
8/26(土)~9/1(金) | ①9:50 ②14:40 |
9/2(土)~9/8(金) | ①16:00 |
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