アカデミー賞短編ドキュメンタリー賞受賞作を映画化
実話から生まれた感動の物語
人を愛する自由。幸せになる勇気。あなたが教えてくれたこと。
2008年、ローレル・へスターとステイシー・アンドレという実在する二人の女性の、愛と自由をかけた闘いを記録したドキュメンタリー映画『フリーヘルド』(映画祭上映題)がアカデミー賞を受賞した。全米を感動で包んだその実話を『フィラデルフィア』で数々の映画賞にノミネートされたロン・ナイスワーナーが脚本化。ピーター・ソレット(『キミに逢えたら!』)が監督し、本作が完成した。
2015年6月、米国最高裁が下した“同性婚を含むすべてのアメリカ人の婚姻を保証する”という画期的な判決に影響を与えた勇気ある人々の、真実の物語である。
ローレルには『アリスのままで』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したジュリアン・ムーア。共演陣も、アカデミー賞ノミネート経験を持つ演技派ばかり。ステイシー役は、本作のプロデューサーにも名を連ねるエレン・ペイジ(『JUNO/ジュノ』)、ローレルを支える同僚刑事デーン役にマイケル・シャノン(『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』)、活動家スティーブン役にはスティーヴ・カレル(『フォックスキャッチャー』)。主題歌は圧倒的人気を誇る女性シンガー、マイリー・サイラスの「ハンズ・オブ・ラヴ」。
手のひらに少しの愛があれば人は強くなれる、と歌い上げる。
【ストーリー】
ニュージャージー州オーシャン郡。20年以上、警察官という仕事に打ち込んできた正義感の強い女性・ローレルは、ある日ステイシーという若い女性と出会い、恋に落ちる。
年齢も取り巻く環境も異なる二人は、手探りで関係を築き、郊外に一軒家を買い、一緒に暮らし始める。家を修繕し、犬を飼い、穏やかで幸せな日々が続くはずだった…。
しかしローレルは病に冒されてしまう。自分がいなくなった後もステイシーが家を売らずに暮らしていけるよう、遺族年金を遺そうとするローレル。
しかし法的に同性同士に、それは認められていなかった。残された時間の中で、愛する人を守るために闘う決心をした彼女の勇気が、同僚やコミュニティ、やがて全米をも動かしていくことになる…。
2015年/ アメリカ /103分/
原題:Freeheld
監督:ピーター・ソレット
出演:ジュリアン・ムーア/エレン・ペイジ/マイケル・シャノン/スティーブ・カレル 他
配給:松竹
上映場所 | ホールソレイユ(4F) |
上映期間 | 1/28(土)~2/10(金) |
1/28(土)~2/3(金) | ①12:30 ②19:15 |
2/4(土)~2/10(金) | ①14:30 |
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