『高慢と偏見とゾンビ』【12/31~】

2016/11/02

この胸のときめきは、運命の恋か、生命の危機か——?

英国文学史上不朽の名作『高慢と偏見』 + 謎のウィルスに感染した終末世界
 = 興奮が加速する史上初のラブロマンス!

英国で最も偉大な作家の一人、ジェイン・オースティン。今も昔も変わらない恋愛と結婚にまつわる男女の心理を鋭くかつ軽妙に描いた作品は、現在も全世界で広く愛され続けている。
なかでも〝恋と人間関係に悩んだ時のバイブル〟として読み継がれているのが、「高慢と偏見」だ。日本が誇る文豪・夏目漱石に「文学論」で絶賛されるなど芸術作品としての評価は揺るぎない。

その一方で、コリン・ファースが出演したイギリスBBC製作のTVシリーズや、『プライドと偏見』のタイトルでキーラ・ナイトレイが主演した映画など、映像作品としても大ヒットを記録、女性たちに熱狂的に支持された『ブリジット・ジョーンズの日記』は、「高慢と偏見」の設定を現代に置き換えて大成功を収めた。

そのロマンスの傑作に、既存の作品を混ぜ合わせて別の作品を作り出す〝マッシュアップ小説〟が誕生。なんと、ミックスされたのは、ゾンビがはびこる終末世界。ティム・バートン監督作品の脚本も手掛けるセス・グレアム=スミスによる、その名も小説「高慢と偏見とゾンビ」は、タイトルのインパクトで話題を独占するにとどまらず、評論家の絶賛を集めてニューヨーク・タイムズのベストセラーリストにランクイン、またたく間に全米でミリオンセラーを記録。その後、20カ国語以上に翻訳され、200万部超を売り上げた。

そして、小説の大ファンを公言していた、オスカー女優のナタリー・ポートマンがプロデュースに乗り出し、遂に映画化が実現した。監督は、『きみがくれた未来』で注目されたバー・スティアーズ。

ストーリー

18世紀末、イギリス。謎のウイルスが蔓延し、感染した者はゾンビとなって人々を襲っていた。片田舎で暮らすベネット家の5人姉妹は得意のカンフーでゾンビと戦う毎日だが、姉妹の母親は娘たちを早くお金持ちと結婚させなければと焦っていた。

そんな時、近所に資産家のビングリーが引っ越してきて、友人の大富豪で高潔な騎士ダーシーも出入りするようになる。折しも舞踏会が開かれ、ビングリーとベネット家の長女ジェインはひと目で恋におちる。一方、次女のエリザベスはダーシーの高慢な態度に腹を立てながら、彼のことが気になって仕方ない。ダーシーも戦う姿が勇ましい彼女に惹かれていくが、身分の違いを乗り越えることができないでいた。

ところが突然、ビングリーがジェインを置いてロンドンへ帰ってしまう。ダーシーが二人を引き裂いたと聞いたエリザベスは激怒し、ダーシーが一世一代の決意で臨んだプロポーズを拒絶してしまう。そんな中、遂に人類とゾンビの最終戦争が始まり、エリザベスとダーシーは共に戦うことに。果たして、すれ違う恋と、人類滅亡の行方は─?

2dd956a04e08796a2016年/ アメリカ /108分/
原題:Pride and Prejudice and Zombies
監督:バー・スティアーズ
出演:リリー・ジェームズ/サム・ライリー/ジャック・ヒューストン/ベラ・ヒースコート/ダグラス・ブース 他
配給:ギャガ    

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 12/31(土)~1/13(金)
12/31(土)~1/6(金) 10:00 ②14:20 ③18:45

12/31(土)に限り、18:45~の回の上映はございません。

1/1(日)に限り、10:00~の回の上映はございません。

1/7(土)~1/13(金) ①12:20

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