『イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優』【12/31~】

2016/09/13

彼女を輝かせたのは、
賞でも名声でもなく「自分らしく生きる」こと。
見る者に愛する勇気をくれる映画。

『カサブランカ』『誰が為に鐘は鳴る』『ガス燈』『白い恐怖』『追想』『オリエント急行殺人事件』『秋のソナタ』 オスカーを3度獲得した女優イングリッド・バーグマンの真実

「君の瞳に乾杯」の名台詞も有名な『カサブランカ』をはじめ、数々の代表作で知られる大女優イングリッド・バーグマン。7度のアカデミー賞ノミネート、3度の受賞歴をもつ彼女は、ハリウッド黄金期のなかでも才能と美貌において傑出した存在だった。同時に、幼い子供がありながら夫以外の男性と恋に落ち妊娠した“事件”は、保守的な時代だった1950年代にあって一大スキャンダルとなり、非難を浴びた。それでもイングリッドは、毅然と愛に生き、演じる事を愛し、生涯現役を貫いた。

この映画は2015年の生誕100周年を記念し、娘で女優のイザベラ・ロッセリーニがスティーグ・ビョークマン監督に製作を依頼したことから実現。イザベラを含む4人の実子の協力のもと、膨大なホーム・ムービーや日記、手紙、新たな取材などを取り入れて完成、同年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、喝采を浴びた。

本年度アカデミー賞助演女優賞受賞、アリシア・ヴィキャンデルによるナレーション

本作でのバーグマンは、女優としての艶やかな容姿とは別に、家族を愛し、真っ直ぐに生きる一人の女性としての姿が印象的。父親の影響から自らも撮影を好み、肌身離さず持ち歩いてたカメラに収められた貴重なスチールも公開、愛に溢れた生活が明かされる。さらにこれまで表に出ることのなかった、プライベートな映像や日記、手紙、彼女の子供たちとのインタビューを通して、スウェーデンからやってきたひとりの少女が、天性の魅力と存在感でスキャンダルをも忘れさせ、いかに世界的な大女優となったのか…死後30年を経ても色あせない彼女の魅力の理由とは——。キャリアと家庭を両立させながら一人の女性として輝く彼女の生き方は、現代女性たちの道しるべとなるだろう。

ナレーションはバーグマンと同じスウェーデン出身で、『リリーのすべて』で本年度アカデミー賞助演女優賞を受賞するなど、国を超えての活躍も目覚ましい今もっとも旬な女優、アリシア・ヴィキャンデルが担当していることも話題。なお公開直後の8月29日はイングリッドの誕生日でもあり命日となる。

2b01492de9b866992015年/スウェーデン /114分/
原題:Jag ar Ingrid
監督:スティーグ・ビョークマン
出演:イングリッド・バーグマン/イザベラ・ロッセリーニ/イングリッド・ロッセリーニ/ロベルト・ロッセリーニ/フィオレラ・マリアーニ 他
配給:東北新社、STAR CHANNEL MOVIES

上映場所 ソレイユ2(地下)
上映期間 12/31(土)~1/13(金)
12/31(土)~1/6(金) ①11:00
1/7(土)~1/13(金) ①13:15

[margin_5t](C)Mantaray Film AB. All rights reserved. Photo: The Harry Ransom Center, Austin

© 2020 ソレイユ