『セトウツミ』【7/16~】

2016/05/23

ほぼ『会話』だけのコミック、まさかの実写映画化!
だって喋るだけでも、最高に面白いから。

いつもの河原で暇つぶし。特別な事件は何も起きてないけど、日常ってそんなもの。

男子高校生二人、放課後にまったりと喋るだけ。原作は「別冊少年チャンピオン」にて連載中の同名コミック。ウィットに富んだセリフと独特な“間”のセンスを駆使し、ユニークな会話の面白さだけで読者を惹きつける斬新な漫画だ。瀬戸と内海が並べば「セトウツミ」。メガネをかけたクールな塾通いの内海を演じるのは池松壮亮。元サッカー部でお調子者の瀬戸に扮するのは菅田将暉。いま出演作が後を絶たない実力派二人のダブル主演が奇跡的に実現した。瀬戸と内海と三角関係を繰り広げる高校のマドンナ・樫村役は人気急上昇中の中条あやみ。監督は『さよなら渓谷』でモスクワ国際映画祭審査員特別賞を受賞した大森立嗣。脱力系コンビのバディムービー『まほろ駅前』シリーズでも定評のある演出力で、小さく狭い河原に大きく豊かな世界観を吹き込んだ。

二人が喋っているだけの映画がどうしてこんなに面白いのか。まだ大人になる前の一瞬だけに光る強さと弱さ。取るに足らないことで盛り上がれる勢いも、バカバカしい楽しみも、どうしようもない退屈も、どこかで感じている絶望も、いつかは失われゆく美しさも、あの河原にはすべてがある。

【ストーリー】

高校二年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、放課後をいつも河原でダラダラと喋りながら一緒に過ごす。性格は真逆のような内海と瀬戸だが、くだらない言葉遊びで盛り上がったり、好きな女の子に送るメールの文面で真剣に悩んだり、ときにはちょっと深いことも語り合ったり……二人でいれば中身があるようでないような話も尽きない。そんな二人を影ながら見守っているのは同級生の樫村一期(中条あやみ)だ。瀬戸は樫村のことが好きだけど、樫村は内海が気になっていて、内海はそんな樫村につれない素振り。さらにヤンキーの先輩鳴山(成田瑛基)や謎のバルーンアーティスト(宇野祥平)たちが、二人の日常にちょっとした波風を立てていく。まったりと流れる時間の中で移り行く季節。瀬戸と内海の無駄話は止まらない・・・。

982d4ad6578150062016年/日本 /75分/
監督:大森立嗣
出演:池松壮亮/菅田将暉/中条あやみ/鈴木卓爾/成田瑛基 他
配給:ブロードメディア・スタジオ

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 7/16(土)~8/5(金)
7/23(土)~7/29(金) ①10:00 ②11:40 ③15:50 ④17:30
7/30(土)~8/5(金) ①12:00 ②17:55※31日(日)のみ②の上映はございません。

[margin_5t](C)此元和津也(別冊少年チャンピオン)2013 (C)2016 映画「セトウツミ」製作委員会

© 2024 ソレイユ