カンヌ国際映画祭2014 審査員特別賞受賞 カナダアカデミー賞9冠!
エキサイティングな新世代 クリエイティブの未来を生きる、 グザヴィエ・ドランの最新作
『マイ・マザー』、『胸騒ぎの恋人』で世界の映画シーンに鮮烈なデビューを飾り、『わたしはロランス』、『トム・アット・ザ・ファーム』とデビュー以来全作品がカンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭へ出品され、早くも三大映画祭の常連に。一躍時代の寵児となった映画界の若き救世主、美しき俊英グザヴィエ・ドランの監督最新作『Mommy/マミー』。2014年カンヌ国際映画祭において、83歳の巨匠ジャン=リュック・ゴダールと並び審査員特別賞をW受賞、審査員長のジェーン・カンピオンからも絶賛された話題作。
【ストーリー】
2015年、架空のカナダで起こった、現実——。
とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2ヶ月後、内閣はS18法案を可決する。公共医療政策の改正が目的である。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案だった。発達障がい児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律である。
15歳の息子スティーヴを育てる、気の強いシングルマザーのダイアン。スティーブはADHD(多動性障害)のため情緒も不安定で、普段は知的で純朴だが、一度スイッチが入ると攻撃的な性格になってしまう。そんな息子との生活に右往左往していたダイアンだが、隣家に住む引きこもりがちな女性教師カイラと親しくなったことから、少しずつ日々に変化が訪れる。精神的ストレスから吃音に苦しみ休職中だったカイラも、スティーブの家庭教師を買って出ることで快方に向かっていくが……。
2014年/カナダ/138分/PG12 監督:グザビエ・ドラン 出演:アンヌ・ドルバル/スザンヌ・クレマン/アントワン=オリビエ・ピロン/パトリック・ユアール /アレクサンドル・ゴイエット他 配給:ピクチャーズ・デプト
上映場所 | ソレイユ・2(地下) |
上映期間 | 7/4(土)~7/17(金)終了予定 |
7/4(土)~7/10(金) | ①11:50 ②16:45 |
7/11(土)~7/17(金) | ①11:50 |
[margin_5t]Photo credit : Shayne Laverdiere (C)2014 une filiale de Metafilms inc.