『王の涙　イ・サンの決断』【3/14～】

若き王を、最も偉大な王へと変えた運命の24時間。その時、王はなぜ涙を流したのか

李朝五百年の歴史の中でも名君として名高い実在の王イ・サン。『王の涙　イ・サンの決断』は、後に〈正祖（チョンジョ）〉と呼ばれることになる李朝第222代国王イ・サンの知られざる史実をモチーフに、理想の世を夢見ながらも暗殺の脅威に怯えていた若き王を、真に偉大なる王へと変えた運命の24時間を描いている。幼くして父を殺され、25歳で祖父から王位を継承したイ・サン。宮廷内の権力争いが激化し、策謀渦巻くなか、イ・サンはつねに命の危険を感じていた。そして、1777年7月28日。容赦なき刺客が王に襲い掛かった……

【ストーリー】

宮廷内の最大派閥・老論（ノロン）派の策謀により、祖父である先代王・英祖（ヨンジョ）によって父を惨殺されたイ・サン。即位後もたえず暗殺の危険にさらされ、心を許せる家臣はただひとり、宦官のカプス（チョン・ジョエン）だけだった。一方。イ・サンの失脚を狙う老論派の後ろ盾は、祖父の後妃で、イ・サンにとっては義理の祖母にあたるが、若く美しい貞純王后（チャンスンワンフ）。理想の治世を実現するために老論派の排除に動きはじめるイ・サンに対し、老論派はついに、ある男を通じ、当代一の刺客ウルスを使って王暗殺を企てるのだが……やがて明らかになる、カブスの秘められた悲しい過去。いよいよ迫る王暗殺の時。果たして王の運命は？
2014年／韓国／137分／ＰＧ12
監督：イ・ジェギュ
出演：ヒョンビン／チョン・ジェヨン／チョ・ジョンソク／ハン・ジミン／　パク・ソンウン他
配給：ツイン　

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