『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』【10/18~】

2014/10/17

サンダンス映画祭2006審査員特別賞受賞

ヨーロッパ映画祭2006ベストドキュメンタリー賞受賞他

静けさのなかに 聴こえてくる
ふりそそぐ光の音 ふりしきる雪の音

「大いなる沈黙へ」は構想から21年の歳月を費やして製作され、長らく日本公開が待たれていた異色のドキュメンタリーである。
フランスアルプス山脈に建つグランド・シャルトルーズ修道院は、カトリック教会の中でも厳しい戒律で知られるカルトジオ会の男子修道院である。修道士たちは、毎日を祈りに捧げ、一生を清貧のうちに生きる。自給自足、藁のベッドとストーブのある小さな房で毎日を過ごし、小さなブリキの箱が唯一の持ちものだ。会話は日曜の昼食後、散歩の時間にだけ許され、俗世間から完全に隔絶された孤独のなか、何世紀にもわたって変わらない決められた生活を送る──これまで内部が明かされたことはなかった。

ドイツ人監督、フィリップ・グレーニングは1984年に撮影を申し込み、ひたすら返答を待つ。そして16年後のある日、突然、扉が開かれた。
彼は修道会との約束に従い、礼拝の聖歌のほかに音楽をつけず、ナレーションもつけず、照明も使わず、ただ一人カメラを携えて6カ月間を修道士とともに暮らした。なにも加えることなく、あるがままを映すことにより、自然光だけで撮影された美しい映像がより深く心にしみいり未知なる時間、清澄な空気が心も身体も包みこむ。

大いなるポスター
2005年/フランス・スイス・ドイツ合作/169分
監督:フィリップ・グレーニング
配給:ミモザフィルムズ

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 10/18(土)~11/7(金)終了
10/25(土)~10/31(金) ①12:15
11/1(土)~11/7(金) ①12:15

 
 

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