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『世の中にたえて桜のなかりせば』【6/10~】

2022/04/24

70歳、年の差コンビが描く心温まるヒューマンドラマ。

「乃木坂46」で活躍する17歳の岩本蓮加と2022年で芸能生活68周年を迎える大ベテラン俳優・宝田明がW主演を務める。二人は“終活アドバイザー”として『終活屋』で働き、様々な境遇の人たちの終活を手伝う。“桜の季節”と“終活”をテーマに、70歳もの年の差コンビが描き出す、心温まるヒューマンドラマ。

企画立案は宝田企画で、自身もエグゼクティブプロデューサーを務める。また、余命幾ばくもない宝田の妻役は、これまでも映画「燦燦~さんさん~」などで共演歴のある吉行和子が務める。
制作プロダクションは「Shall we ダンス?」や「ウォーターボーイズ」など数多くの傑作を世に送り出してきたアルタミラピクチャーズ。本作ヒロインの岩本蓮加を瑞々しく描き、クオリティの高い良作へと仕上げている。
監督は、多くの映画祭で短編映画賞を受賞し、短編作品「サイレン」が国内外の映画祭で賞に輝くなど気鋭の若手・三宅伸行。
主題歌「蒼空」は柔らかで温かみのあるハーモニーを奏でる2人組ボーカルデュオall at onceが担当し、プロデュースを亀田誠治が担当した。

STORY

終活アドバイザーのバイトをしている不登校の女子高生・咲は、一緒に働く老紳士・敬三と共に、様々な境遇の人々の「終活」の手助けをしていく。
咲は危険と隣り合わせの職業で、万が一のために家族に遺書を残そうとする者や余命わずかで思い出を残そうとする者たちに寄り添って「終活」のお手伝いをする日々を送っていた。

そんな最中、咲の担任でかつて国語教師であった南雲は生徒からのイジメに遭い、教師をやめ自暴自棄の生活をしていた。咲はひきこもりの彼女の様子を見に度々家を訪れ、様子をうかがっていた。一方で、イジメの張本人の女子生徒を待ち伏せして自分の気持ちをぶつけたりもするが、彼女の中のやるせない気持ちは消えることはなかった。

自身も不登校で行き場を求めている咲に、敬三は病気で老い先短い妻とかつて見た桜の下での思い出を語る。咲は敬三たち夫婦を励まそうと、敬三がかつて見たという桜の木を探しに出かけるのだが・・・。

 

2022年/日本/80分
監督:三宅伸行
出演:岩本蓮加/宝田明/吉行和子/土居志央梨/他
配給:東映ビデオ

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 6/10(金)~6/23(木)
6/10(金)~6/16(木) ①9:30  ②13:10
6/17(金)~6/23(木) ①15:45

 

 

 

(C)2021「世の中にたえて桜のなかりせば」製作委員会

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