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『サタデー・ナイト・フィーバー』【5/13~】

2022/03/23

あの興奮、あの熱狂が、デジタル高画質でスクリーンに蘇る!

1977年12月にアメリカで公開されるや爆発的ヒットとなり、翌1978年には世界中を席巻、日本でも空前のディスコ・ブームなど社会現象を巻き起こした伝説の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』が、《ディレクターズカット 4Kデジタルリマスター版》でスクリーンに帰ってくる!
ニューヨークのブルックリンに住む若者トニーは、仕事も生活もパッとしない毎日だが、土曜の夜だけは仲間とディスコに繰り出し、得意のダンスでみんなの注目を浴びることができる。ある日、年上の女性ステファニーと出会い、彼女と組んでダンスコンテスト優勝を目指すが……。
ディスコ・ダンスに彩られた70年代の青春を見事に体現した主演のジョン・トラボルタは本作で一躍スターとなり、アカデミー賞®主演男優賞にノミネート。そして音楽は人気ボーカル・グループ、ビー・ジーズが担当し、「愛はきらめきの中に」「ステイン・アライブ」「恋のナイト・フィーバー」などの大ヒット曲を生んだサウンドトラック・アルバムは、全世界で4000万枚以上という歴代トップクラスの売り上げを誇る。
製作は、ビー・ジーズらミュージシャンのマネジャー兼プロデューサーから映画界へ進出し、『ジーザス・クライスト・スーパースター』(73)や『トミー』(75)、またマドンナ主演『エビータ』(96)など音楽もので名を馳せたロバート・スティグウッド。監督は、TV作品でエミー賞®監督賞に2度のノミネート歴があり、映画はこれが2作目のジョン・バダム。彼はその後『張り込み』(87)などで活躍する。脚本は、『ジョー』(70)の脚本と『セルピコ』(73)の脚色でアカデミー賞®に2度ノミネートされたノーマン・ウェクスラー。撮影は、のちに『歌え!ロレッタ 愛のために』(80)でアカデミー賞®にノミネートされるラルフ・D・ボード。衣装は、プロダクションデザイナーとして『アマデウス』(84)でアカデミー賞®美術賞に輝くことになるパトリツィア・フォン・ブランデンスタインが担当した。ブルックリンとマンハッタンの60カ所以上でロケ撮影。ベイリッジのディスコ「2001オデッセイ」や、当時世界最長の吊り橋だったヴェラザノ・ナローズ橋などが登場し、リアリティーを高めている。

STORY

ニューヨーク、ブルックリン区ベイリッジ。19歳のイタリア系の若者トニー(ジョン・トラボルタ)は、両親と祖母と妹と同居し、ペンキ店の店員として働いている。仕事は特別面白いわけではないし給料も安い。家に帰れば、失業中の父と信心深い母に小言ばかり言われ、事あるごとに神父になった兄と比べられる始末。 しかし、土曜の夜だけは違う。髪型と服装を完璧にキメて、仲間たち4人と行きつけのディスコに繰り出す。そこでは彼らは“顔”であり、特にダンスが得意なトニーは“ダンスフロアのキング”として、みんなの注目を浴びるのだ。トニーの女性ファンは多く、そのひとりアネット(ドナ・ペスコウ)は彼をしつこく追いかけまわしている。 そんなある土曜の夜、トニーはいつものディスコで新顔の女性のダンスに魅せられる。彼女の名はステファニー(カレン・リー・ゴーニー)。折しも、その店のダンスコンテストが近づいていた。優勝賞金は500ドルだが、トニーは大して気乗りせず、それでも成り行きでアネットと出場する約束をしていた。しかし、ダンスの練習に行ったスタジオでステファニーを再び見かけたトニーは、年上の彼女を熱心に口説いてパートナーになってもらい、一緒にコンテスト優勝を目指して練習を開始する。
マンハッタンで働き始めたばかりだというステファニーは、「川ひとつ隔てただけで何もかも美しい」とマンハッタンを称える。仕事で会った華やかな有名人たちのことを得意げに話すかと思えば、夜間の短大に行って自分を高めるための地道な努力もしているステファニー。一方のトニーはといえば、将来のことなど考えもせず仲間たちとバカ騒ぎをし、プエルトリコ系グループを相手に暴力沙汰を起こしたり、高い橋の上から身を乗り出す危険な行為でスリルを味わったりして憂さを晴らしている。まったく違うふたりだが、踊るときだけは息がぴったり合うのだった。 そして迎えたダンスコンテスト。果たしてトニーとステファニーは優勝することができるのか? それは、ステファニーの生き方に刺激を受けたトニーが、刹那的な青春の日々に別れを告げて新たな一歩を踏み出すための長い夜の始まりだった……。

 

1977年/アメリカ/121分/PG12
監督:ジョン・バダム
原題:Saturday Night Fever
出演:ジョン・トラボルタ/カレン・リン・ゴーニイ/バリー・ミラー/ジョセフ・カリ/他
配給:シナジー

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 5/13(金)~5/19(木)
5/13(金)~5/19(木) ①9:30  ②16:45

 

 

 

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