Featured Video Play Icon

『ほんとうのピノッキオ』【1/28~】

2021/11/14

ようこそ、美しくも残酷なダークファンタジーの森へ

1883年に出版されたイタリアの作家カルロ・コッローディの「ピノッキオの冒険」は、100年以上にわたって世界中で読み継がれてきた児童文学で、ディズニーによるアニメーションも広く親しまれてきた。現在、ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキスが手掛ける新作映画も進行中だ。しかし誰もが思い浮かべるのは“嘘をつくと鼻が伸びる”有名なエピソードであり、この名著の主人公の実像を知る人は少ない。無邪気な操り人形に見せかけて、実は行く先々でトラブルを巻き起こす、“悪童”だということを。

丸太棒が変身したピノッキオの奇想天外な大冒険を『ゴモラ』の鬼才マッテオ・ガローネが原作に回帰して、斬新にビジュアライズ。旅の途上に登場する世にも奇妙な生きものたち、人生の不条理や社会風刺を盛り込んだ寓話的なストーリー展開を、圧倒的な映像美で描き出した。本国イタリアで公開されるや大ヒットを記録、オスカー候補にも名を連ねた、まさに大人のためのおとぎ話と呼ぶにふさわしい、神秘的で驚きに満ちたダークファンタジーがここに完成した。

あなたはまだ知らない、本当のピノッキオを!

貧しい木工職人のジェペット爺さんが丸太から作った人形が、命を吹き込まれたようにしゃべり始めた。
ピノッキオと名付けられたやんちゃな人形は、ジェペットのもとを飛び出して、森の奥深くへと誘われる。
道中、ターコイズ・ブルーの髪を持つ心優しき妖精の言いつけにも、おしゃべりコオロギの忠告にも全く耳を貸さない。
なおも命からがらの冒険を繰り広げるピノッキオは、はたして「人間の子どもになりたい」という願いを叶えられるのだろうか……。

 

2019年/イタリア/124分
監督:マッテオ・ガローネ
原題:Pinocchio
出演:ロベルト・ベニーニ/フェデリコ・エラピ/ロッコ・パパレオ/マッシモ・チョッケリニ/他
配給:ハピネットファントム・スタジオ

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 1/28(金)~2/10(木)
1/28(金)~2/3(木) ①12:15   ②18:55
2/4(金)~2/10(木) ①9:40   ②17:35

 

copyright 2019 (C)ARCHIMEDE SRL - LE PACTE SASLE PACTE SAS

© 2024 ソレイユ