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『モスル~あるSWAT部隊の戦い~』【1/28~】

2021/11/17

イラクにルーツを持つキャストたちが、
ハリウッドの超一流スタッフに支えられて放つ迫真の演技
果たして、SWAT 部隊の真の目的とは──?

アメリカの雑誌「ザ・ニューヨーカー」に掲載され、全米で大きな話題となった事実に基づいた記事を、『アベンジャーズ』シリーズの中でも傑作と称えられる『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』の監督、ジョー&アンソニー・ルッソ兄弟が、どうしても世界に知らしめなければと映画化権を取得。自ら設立した製作会社で、プロデュースに乗り出した。彼らが監督に指名したのは、ロバート・レッドフォード監督の『大いなる陰謀』や、ブラッド・ピット主演の『ワールド・ウォーZ』の脚本で絶賛されたマシュー・マイケル・カーナハン。

本作で監督デビューを果たしたマシュー・マイケル・カーナハンは、「アラビア語を母国語とする俳優を起用しなければ意味がない」と決意し、難しいキャスティングを成し遂げた。SWAT部隊の隊長で、厳しくも優しい父親的存在のジャーセム少佐には、アカデミー賞®作品賞を受賞した『ハート・ロッカー』で、圧倒的なインパクトを放ったスへール・ダッバーシ。少佐によって部隊に引き込まれ、真の任務を伏せられるが、仲間と生死を共にすることで逞しく成長していく若き警官カーワには、ルッソ兄弟製作の『タイラー・レイク -命の奪還-』で、その才能を認められたアダム・ベッサ。

撮影前から実際の戦地で通用するまでの軍事訓練を受け、SWAT隊員を“生きた”彼らの迫真の演技は、ヨーロッパ及び中東地域で高い人気を呼んだ。あってはならないことだが、キャストたちのSNSアカウントに、崩壊したISIS組織のメンバーや支持者たちから、殺害予告など不穏な脅迫メッセージが多数届くという事件になったほどだった。

熾烈な戦闘の最前線に観る者を投げこむような臨場感で、かつてない映像体験を与えてくれる撮影監督は、『アバター』でアカデミー賞®を受賞したマウロ・フィオーレ。この世で最も過酷な戦地を、ロケ地のモロッコに創り上げた美術監督は、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のフィリップ・アイヴィ。

果たして、孤立したSWAT部隊の本当の目的とは──? その任務の真実が明かされた時、衝撃と感動に魂を揺さぶられる、究極の戦争アクションドラマ。

ISISに家も家族も故郷も奪われた男たちが、
命をかけてゲリラ戦を仕掛けるリアルな戦争アクションドラマ!

物語の舞台は、かつては文化の中心だったが、長引く紛争で今ではすっかり荒廃したイラク第2の都市モスル。
この地で働く21歳の新人警察官カーワは、ISIS(イスラム過激派組織)に襲われたところを、あるSWAT部隊に救われる。部隊を率いるジャーセム少佐は、カーワをその場でSWATの一員に徴兵する。彼がISISに身内を殺されたという、入隊条件を満たしていたからだ。彼らは10数名の元警察官で編成された特殊部隊で、本部からの命令を無視して独自の戦闘を行っていた。
彼らを繋ぐ使命は秘密で、カーワにも明かされない。やがて手段を選ばない激烈な戦闘で仲間を失っていく中、絶望的な状況に直面する。それでも部隊は、ISISの要塞へと向かう決断をするのだが──。

 

2019年/アメリカ/102分/G
監督:マシュー・マイケル・カーナハン
原題:Mosul
出演:ヘール・ダッバーシ/アダム・ベッサ/イスハーク・エリヤス/クタイバ・アブデル=ハック/他
配給:ポニーキャニオン

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 1/28(金)~2/10(木)
1/28(金)~2/3(木) ①9:30   ②16:50
2/4(金)~2/10(木) ①20:15※レイトショー

 

 

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