願った再会、ふたたびのお別れ。
驚異の2000回上演!映画化もされた名作戯曲が、80年の時を超えて、現代に蘇る!!
大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」のスタッフ&キャストとオスカー女優ジュディ・デンチの豪華コラボレーション!
あの世から帰ってきた妻が、夫とやり直したいと願う本作の原案は、ノエル・カワードの戯曲「陽気な幽霊」。1920~40年代に活躍した、俳優・作家・戯曲家・脚本家・演出家・作曲家・歌手・映画監督と、いくつもの顔を持つ天才エンターテイナーだ。彼のトリビュート・アルバムに参加するなど、ポール・マッカートニーやブライアン・フェリーがリスペクトしていたことでも知られている。
6年連続でエミー賞を合計15部門受賞した英国の大ヒットTVシリーズ「ダウントン・アビー」の監督と、マシュー・クローリー役で大ブレイクを果たしたダン・スティーヴンスが再びタッグを組んだ。共演は、『ブリングリング』のレスリー・マンと、『お買いもの中毒な私!』のアイラ・フィッシャー、今や世界の映画界の至宝、『007』シリーズのM役が忘れ難いオスカー俳優のジュディ・デンチ。
レトロでエレガントなファッションとインテリアで彩られた英国のアール・デコ様式の豪邸を舞台に、タイムリミット付きの切ない再会を描く、ラブシックストーリー。
STORY
ベストセラー作家として名を馳せるチャールズは、スランプから抜け出すために、霊媒師マダム・アルカティに頼んで、7年前に事故死した最初の妻エルヴィラを呼び戻す。実は彼の小説は全て、生前エルヴィラが生み出したアイディアを書き留めただけのものだった。チャールズは、ハリウッド進出のチャンスをかけた初脚本も、彼女の力なしではムリだと思い知って蘇らせたのだ。夫との再会を喜んだのも束の間、エルヴィラは自分が幽霊で、チャールズには新しい妻ルースがいると知ってショックを受ける。それでもチャールズに頼まれるままに“共同”制作するうちに、楽しかった日々がよみがえる。やがてエルヴィラは、このまま脚本が完成しなければいいと願うのだが、この世にいられる期限は刻一刻と迫っていた─。