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『100日間のシンプルライフ』【1/29~】

2020/12/16

デジタル社会に生きる現代人に贈る、
シンプルライフ・エンターテインメントが誕生!

スマホ依存症のパウルとコンプレックスの塊のトニー。幼なじみでビジネスパートナーの2人は、アプリ開発事業も順調で、自身の欲望を満たすための多くのモノに囲まれる生活を送っていた。そんなある日、大げんかした2人は酔った勢いで大金を賭けたある勝負をすることに。それは、すべての家財道具を倉庫に預け、裸一貫で所持品ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻し100日間生活する、とんでもない勝負だった!勝負を通して、モノやデジタルに依存している生活に気づき始める2人。100日目を迎えた彼らが選んだ、本当に大切なモノとはー?

本作はフィンランドで一大ムーブメントを起こしたドキュメンタリー映画『365日のシンプルライフ』をベースに、価値観の異なる男たちの財産を賭けた勝負へと大胆に脚色。ドイツ・ベルリンを舞台に、2人の細マッチョ・イケメンがテンポの良い掛け合いを見せるエンターテインメントとして昇華させた。主人公のパウル役を監督・脚本も手掛けたフロリアン・ダーヴィト・フィッツ、親友でありビジネスパートナーのトニー役をマティアス・シュヴァイクホファーと、ドイツの人気俳優が競演。全篇に漂うスタイリッシュな雰囲気と予測不能なストーリー展開に目が離せない!

インターネットの普及によって情報がすぐに手に入るようになり、好きなモノに囲まれ豊かな生活を送れるようになった現代。しかし、新型コロナウイルスの影響によって生活が一変。これまで以上にデジタルに頼らざるを得なくなっただけでなく、自身の生活や人生を見つめ直した人も多いはず。勝負がきっかけで、人生で大切なモノは何か?本当の幸せとは何か?を考える彼らの姿は、けっして他人事ではない。これは、今を生きる私たちの人生をより豊かにする“モノ”がたりー。

STORY

好きなモノに囲まれ、自由気ままな独身生活を謳歌するプログラマーのパウル。5年前に開発した人工知能搭載アプリ「NANA」との甘い生活に心は満たされ、パウルにとってNANAは大切な存在になっていた。幼い頃からの親友で共同経営者のトニーは、デジタルに依存しているパウルを心配しつつも、自身の外見を磨くことに余念がない。

NANAをアメリカのIT実業家に売り込むプレゼンで、人を幸せにするために作ったと説明するパウルに対し、トニーは金儲けが真の目的であると主張する。結果400万ユーロ(約4.9億円)で買い取ってもらえることになり、従業員と共に祝杯をあげるトニー。しかしNANAで金儲けをしようとしていたことが許せないパウルは、トニーにある勝負を持ちかける。それは、持ち物すべてを倉庫に預け、裸一貫で所持金ゼロの状態から1日1つずつ必要なモノを取り戻し100日間生活する、とんでもない勝負だった。

パウルとトニーの100日間のバトル初日。2人は極寒のベルリンの街を裸で駆け抜け、全所持品が預けられた倉庫に向かう。たどり着いた倉庫で悩み抜いた末に、パウルはコート、トニーは寝袋を一番に選ぶ。あくる日、再び倉庫に来た2人の前に現れたのは、ゴージャスな衣装を着こなす魅力的な女性・ルーシー。パウルが彼女に目を奪われている中、トニーは彼女を我先にとデートに誘う。

身勝手過ぎるトニーに対し、次第に不信感が募り始めるパウル。トニーの策略によりNANAの買収金額が大幅にプラスされるも、相談なしに話を進められたことでさらに不信感が増していく。そしてある日、祖母の見舞いのために病院を訪れたパウルは、偶然ルーシーに出会い、彼女のある秘密を知ってしまう。そのことが原因で忽然と姿を消したルーシー。しかし、パウルの嫉妬によりルーシーを失ったと考えたトニーはパウルを殴り、ついに2人は仲違いをしてしまうのだった。

果たして、パウルとトニーは関係を取り戻すことができるのか。そして100日目を迎えた彼らが選んだ、本当に大切なモノとは…?

 

2018年/ドイツ/111分/PG12
監督:フロリアン・ダービト・フィッツ
原題:100 Dinge
出演:フロリアン・ダービト・フィッツ/マティアス・シュバイクホファー/ミリアム・シュタイン/ハンネローレ・エルスナー/他
配給:トランスフォーマー、フラッグ

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 1/29(金)~2/11(木)
1/29(金)~2/4(木) ①14:05  ②18:50
2/5(金)~2/11(木) ①11:50 ※18:35~の上映は都合により中止させていただきます。

 

 

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