『92歳のパリジェンヌ』【1/21~】

2016/11/02

フランス映画祭2016、エールフランス観客賞受賞!

「2か月後の10月17日に私は逝きます——」 92歳の誕生日に突然母が告げた。

旅立ちの日を決めた母と手を差し伸べた娘。
フランス元首相の母の実話から生まれた感動作!

2002年、リオネル・ジョスパン元首相の母親ミレイユが、自らの人生を終える日を決め、それを実行。この92歳のパリジェンヌの“決断”が、フランスに大きな波紋を投げかけた。その後、彼女の娘であり作家でもあるノエル・シャトレが母の決断を綴った「最後の教え」を出版、“美しい死を選ぶという生き方”に多くの人々が心を動かされた。以来、殺到する映像化のオファーをすべて断っていたノエルだが、10年後に再び届いた申し出を“時が来た”と快諾、ついに映画化が実現したのだ。

【ストーリー】

「2か月後の10月17日に私は逝きます——」92歳の誕生日に、突然ははが告げた。体の自由が利かなくなってきたら、自ら人生を終わらせたい。そんなマドレーヌの計画を理解して応援してくれるのは、身の周りの手伝いをしてくれるヴィクトリアだ。優しさとユーモアに溢れた彼女は、残された家族に迷惑を掛けないようにと黙々と荷物を整理するマドレーヌを、「棺桶も自分で占めるつもり?」と笑わせる。娘ディアーヌからの同居の申し出をキッパリと断り、一人暮らしを続けるマドレーヌ。しかし、腰を痛めてボヤ騒ぎを起こし、救急車で運ばれ入院することに。ベッドの上で「点滴の管をつけたまま死ぬのはごめんだわ」と強く訴えるマドレーヌに、ピエールは怒り出すが、ディアーヌの心は揺れ始めていた。

85908b1fdf87b2512015年/フランス /106分/
原題:La derniere lecon
監督:パスカル・プザドゥー
出演:サンドリーヌ・ボネール/マルト・ビラロンガ/アントワーヌ・デュレリ/グレゴール・モンタナ/ジル・コーエン 他
配給:ギャガ

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 1/21(土)~2/3(金)
1/21(土)~1/27(金) ①12:30 ②19:00
1/28(土)~2/3(金) ①14:35

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