『運命は踊る』【12/14~】

運命こそが最大のミステリー
残酷な誤報が、家族の運命を翻弄する

ミハエルとダフナ夫妻のもとに、息子ヨナタンの戦死を軍の役人が知らせにやって来る。悲しみに打ちひしがれるふたり。そんな中、その報が誤りだったと分かる。安堵するダフナ。しかし、ミハエルは怒りをぶちまけ、息子を呼び戻すよう役人に要求する。前哨基地の検問所。ヨナタンは戦場でありながらどこか間延びした時間を過ごしている。ある日、若者たちが乗った車がやって来る。いつもの簡単な取り調べのはずが・・・。
愛する息子を連れ戻そうとする父、息子が生きていた事を喜ぶ母、戦場で悲しい体験をする息子。残酷な誤報が彼らの運命を翻弄してゆく。浮かび上がるそれぞれの愛、思い、優しさ、そして露わになるそれぞれの傷、罪、弱さ――。過去の、現在の行いの報いなのか? 彼らは、運命の渦に容赦なくのみ込まれてゆく。そして、その先にあるものは――深く大きな悲しみ、そしてかすかな愛の光。
監督自らの実体験をベースに、運命の不条理さ、人生のやるせなさを巧みな構成で描きだす。まるでギリシャ悲劇を思わせる緻密で独創的なストーリーが、スタイリッシュな映像、圧倒的で流れるようなカメラワークと相まって、ミステリアスに展開する。運命こそが最大のミステリー! 『運命は踊る』は観る者を釘づけにする。

STORY

ミハエルとダフナ夫妻のもとに、軍の役人が、息子ヨナタンの戦死を知らせるためにやって来る。ショックのあまり気を失うダフナ。ミハエルは平静を装うも、役人の対応にいらだちをおぼえる。そんな中、戦死の報が誤りだったと分かる。安堵するダフナとは対照的に、ミハエルは怒りをぶちまけ、息子を呼び戻すよう要求する。ラクダが通る検問所。ヨナタンは仲間の兵士たちと戦場でありながらどこか間延びした時間を過ごしている。ある日、若者たちが乗った車がやって来る。いつもの簡単な取り調べのはずが…。
父、母、息子――遠く離れたふたつの場所で、3人の運命は交錯し、そしてすれ違う。まるでフォックストロットのステップのように。

 

2017 年/ イスラエル・ドイツ・フランス・スイス合作 / 113分
監督:サミュエル・マオス
原題:Foxtrot
出演:リオル・アシュケナージ/サラ・アドラー/ヨナタン・シライ/ゲフェン・バルカイ/デケル・アディン 他
配給:ビターズ・エンド

 

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 12/14(金)~12/27(木)
12/14(金)~12/20(木) 時間未定
12/21(金)~12/27(木) 時間未定

(C)Pola Pandora – Spiro Films – A.S.A.P. Films – Knm – Arte France Cinema – 2017