『君の名前で僕を呼んで』【7/28~】

2018/05/12

誰もが胸の中にある柔らかな場所を思い出す。
何ひとつ忘れたくないという想いに全米が恋をした。

17歳と24歳の青年の、初めての、そして生涯忘れられない恋の痛みと喜びを描いた本作。男女を問わず、世代を問わず、たとえ今は忘れてしまっていても、誰もが胸の中にある柔らかな場所を思い出すような、まばゆい傑作だ。昨年11月に全米公開されると大ヒットを記録。アカデミー賞では作品賞、主演男優賞、脚色賞、歌曲賞の4部門にノミネートされ、見事にジェームズ・アイヴォリーが脚色賞を受賞。いま世界中の映画ファンの注目を集めている話題作である。

数々の主演男優賞に輝いた新星ティモシー・シャラメとアーミー・ハマーの共演。
『日の名残り』の名匠アイヴォリー×俊英グァダニーノの傑作。

主人公エリオには本作が初主演のティモシー・シャラメ。相手役オリヴァーには『コードネーム U.N.C.L.E.』のアーミー・ハマー。弱冠22歳にしてアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされ、数々の賞に輝くシャラメは、今やレオナルド・ディカプリオ以来の実力と人気を兼ね備えた才能とセンセーションを巻き起こしている。その表情だけを映し続ける、かつてない3分30秒にも及ぶ超長回しラストショットを見終えたとき、心を揺り動かされないひとはきっといないだろう。
脚色は、映画史に残る『日の名残り』の名匠ジェームズ・アイヴォリー。本作でアカデミー賞脚色賞を受賞した。監督は『ミラノ、愛に生きる』のイタリアの俊英ルカ・グァダニーノ。89歳の名匠が17歳と24歳の青年の恋を瑞々しく描き、エリオの父が息子に語り返る台詞は、誰もが涙する本作のハイライトのひとつとなった。

2017年/イタリア・フランス・ブラジル・アメリカ合作/ 132分/PG12
原題: Call Me by Your Name
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:アーミー・ハマー/ティモシー・シャラメ/マイケル・スタールバーグ 他
配給: ファントム・フィルム 

上映場所 ホール・ソレイユ(4F)
上映期間 7/28(土)~8/10(金)
7/28(土)~8/3(金) ①9:10 ②14:15
 8/4(土)~8/10(金) ①12:30

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