『ゲキ×シネ「阿修羅城の瞳2003」』【6/27~】

2015/04/28

鬼の王“阿修羅”の哀しき因果に操られ、
千年悲劇の幕が開く。
その先にあるのは、滅びか救いか―。

デジタルリマスターとなって甦る!

劇団☆新感線の代表作の一つである『阿修羅城の瞳』は、初めて映画館でテスト上映をし、ゲキ×シネの原点となった作品です。このたび、劇団☆新感線35周年を記念して、デジタルリマスター版として≪ゲキ×シネ≫上映されることになりました。

2003年、劇団☆新感線が、市川染五郎とタッグを組み、東京は新橋演舞場、大阪は大阪松竹座にて上演し観客を興奮の渦に巻き込んだ『阿修羅城の瞳』。

壮絶な過去を持つ〈出門〉役の市川染五郎は、飄々としながらもぞくぞくするほどの男の色気をあわせもち、鬼気迫る瞬速の立ち回りで観客を圧倒。その〈出門〉に近づく謎の女〈つばき〉と鬼の王〈阿修羅〉を見事に演じ分けた天海祐希は、その気風の良さと得も言われぬ美しさで観客を魅了。そして〈つばき〉を執拗に付け狙う〈邪空〉を演じる伊原剛志は、その尋常ならざる闘志と迫力ある存在感で観客を熱狂させました。

12年の時を経ても色褪せることのない、まるで歌舞伎のような様式美とエンターテインメントの真髄が掛合わさった唯一無二の本作。ぜひこの機会に映画館でお楽しみください。

ストーリー

時に文化文政。巨大都市江戸。

一見平和そうに見えるその裏で、人と鬼との激しい戦いが繰り広げられていた。
江戸の闇から魔を祓うために組織された特務機関“鬼御門(おにみかど)” 病葉出門(わくらばいずも・市川染五郎)は、そこで“鬼殺し”と恐れられる腕利きの魔事師だったが、五年前のある事件を境にそれまでの一切を捨て、今では鶴屋南北一座に弟子入りしていた。 が、謎の女つばき(天海祐希)との出会いが、彼の運命を狂わせた。

なぜか鬼御門に追われるつばきは彼に、「自分の過去を探してくれ」と頼む。彼女の瞳の奥に宿る何物かに惹かれていく出門。

執拗につばきを追う鬼御門の先頭に、出門と兄弟同様に育った安倍邪空(あべのじゃくう・伊原剛志)がいた。
鬼御門の頭領十三代安倍晴明を奸計にはめて葬った邪空。

が、彼は更なる力を求めて、鬼を率いる美形の妖かし美惨(びざん・夏木マリ)と手を組み、彼らの前に立ちはだかる。

ashura2015年/日本/175分

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり
出演:市川染五郎/天海祐希/夏木マリ/高田聖子/橋本じゅん
配給:ティ・ジョイ   

ご入場料金のお知らせ
・一般:1、800円
・ヤングチケット(22歳以下、年齢が確認できる物が必要)1名様 1、000円
尚、各種割引もございます。
皆様お誘い合わせの上ご来場下さいませ。

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 6/27(土)~7/10(金)
6/27(土)~7/3(金) ①12:50
7/4(土)~7/10(金) ①19:10

[margin_5t](C)2015 ゲキ×シネ「阿修羅城の瞳2003」/松竹、ヴィレッヂ

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