『0.5ミリ』【1/24~】

2015/01/23

<受賞> 第39回報知映画賞 作品賞、助演男優賞 第36回ヨコハマ映画祭 日本映画ベスト10 第3位/監督賞/特別大賞(津川さん) 第88回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画ベスト・テン 第2位/主演女優賞(サクラさん) <ノミネート> 第57回ブルーリボン賞 作品賞/監督賞/主演女優賞/助演男優賞(坂田さん) 第24回東京スポーツ映画大賞/主演女優賞(サクラさん)/助演男優賞(坂田さん 死ぬまで生きよう、どうせだもん。 デビュー作『カケラ』で国内外から注目を浴びた安藤桃子監督による渾身の最新作は、自身の介護経験から発想を得て書き下ろした小説の映画化。人間関係が希薄な社会に対する怒りを爆発させ、日本映画界に一石を投じる傑作を生みだした。主演は「第37回報知映画賞助演女優賞」、「第55回ブルーリボン賞主演女優賞」、「キネマ旬報ベストテン主演女優賞&助演女優賞」を同時受賞という史上初の快挙を成し遂げた、監督の実妹・安藤サクラ。おじいちゃんたちを、母親のように叱咤激励し、時には恋人のように寄り添い、女性の凛々しさを体現するニューヒロイン・山岸サワを見事に演じきった。ワケありおじいちゃんたちを演じたのは日本映画界の重鎮・津川雅彦と織本順吉、芸人として活躍する坂田利夫、井上竜夫。他に柄本 明、草笛光子、木内みどり、ベンガル、角替和枝、浅田美代子など豪華な演技派俳優たちが若手監督のもとに集結。ベテラン俳優たちが演じるユニークな登場人物たちは重層的で味わい深いハーモニーとなり本作に深みを与えている。またNHK連続テレビ『ごちそうさん』で注目を浴びた東出昌大と、本作でデビューした土屋希望がフレッシュな演技を見せている。 【ストーリー】 ヘルパーの山岸サワ(安藤サクラ)は、ある日派遣先の寝たきりのおじいちゃん・昭三(織本順吉)の娘(木内みどり)から、「冥土の土産におじいちゃんと寝てあげてくれない?」という唐突な依頼を受ける。結局サワは添い寝するだけという条件で引き受けた。しかし、その当日、予期せぬ大事件に巻き込まれ、いきなり「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」の人生崖っぷちに立たされる。 あてもなく街をさまよう内、カラオケ店とホテルを混同している康夫(井上竜夫)、駐車場の自転車をパンクさせまくる茂(坂田利夫)、女子高生の写真集を万引きする元教師の義男先生(津川雅彦)など、サワはワケありクセありのおじいちゃんたちを見つけ出し、彼らの生活に入り込んで“おしかけヘルパー”をすることに…。 0.5ミリポスター 2013年/日本/196分/ 監督:安藤桃子 出演:安藤サクラ/津川雅彦/柄本明/他 配給:彩プロ

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 1/24(土)~2/13(金)
1/31(土)~2/6(金) ①11:25 ②17:15
2/7(土)~2/13(金) ①14:15

[margin_5t]©2013 ZERO PICTURES / REALPRODUCTS

© 2024 ソレイユ