今日という日を生きる それが人生を素敵にする―。
『Mr.ビーン』『ブリジッド・ジョーンズの日記』などで敏腕脚本家として名をあげ、世界的に大ヒットを記録した『ラブ・アクチュリー』など日常の小さな出来事をユーモアあふれる視点で切り取り、コミカルでハートウォーミングな作品に昇華してしまう偉才リチャード・カーティス。
世界的に大ヒットを記録した『ラブ・アクチュアリー』(03)で長編監督デビューをはたしたカーティスにとって3作目であり、同時に最後の監督作となるのが本作。「残り24時間しか生きられないと告げられたら何をする?」友人と交わしたこの何気ない会話をきっかけに誕生した本作は、「時間を巻き戻せたら違う道を選んでいた」という、生きていれば誰しもの頭を幾度かはよぎるこんな思いをベースに、恋人、友人、そして家族というかけがえのない人たちへの愛を解く人生讃歌。
なにげない平凡な一日が大切な一日に変わり、当たり前のように身近にいた人たちに感謝をしてまた大好きになる……。そんな世代を超えた普遍的なメッセージは、世界中で感動の嵐を巻き起こし、本国イギリスでは初登場一位を記録。すでに世界58カ国で公開され、満を持してこの秋、日本公開となる。
【ストーリー】
イギリス南西部コーンウォールに住む青年ティムは、両親と妹、そして伯父の5人家族。
どんな天気でも、海辺でピクニックを、週末は野外映画上映を楽しむ。風変りだけど仲良し家族。しかし、自分に自信のないティムは年頃になっても彼女ができずにいた。そして迎えた21歳の誕生日、一家に生まれた男たちにはタイムトラベル能力があることを父から知らされる。そんな能力に驚きつつも恋人ゲットのためにタイムトラベルを繰り返すようになるティム。弁護士を目指してロンドンへ移り住んでからは、チャーミングな女の子メアリーと出会い、恋に落ちる。
ところが、タイムトラベルが引き起こす不運によって、二人の出会いはなかったことに!なんとか彼女の愛を勝ち取り、その後もタイムトラベルを続けて人とは違う人生を送るティムだったが、やがて重大なことに気がついていく。どんな家族にも起こる不幸や波風は、あらゆる能力を使っても回避することは不可能なのだと。そして、迫られる人生最大の選択——。
監督:リチャード・カーティス
出演:ドーナル・グリーソン/レイチェル・マクアダムス/ビル・ナイ/他
配給:シンカ、パルコ
上映場所 | ホール・ソレイユ(4F) |
上映期間 | 12/20(土)~1/9(金)予定 |
1/3(土)~1/9(金) | ①15:50 |
1/10(土)~1/16(金) | ①9:15 |
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