職業、スパイ。弱点、16歳の娘。
悪人どもの扱いは巧いが自分の娘には手を焼く、賢くて危険なベテランエージェント、イーサン・レナーを演じたのは、
ケヴィン・コスナー。映画界のトップスターである彼が久々の主役に選んだのが、この『ラストミッション』である。
そんな主人公イーサンに、最後の仕事を持ちかけるミステリアスな女エージェント、ヴィヴィを演じるのは『ラム・ダイアリー』のアンバー・ハード。カメレオンのように変幻自在に姿を変え主人公を翻弄する様は、生まれ持っての魔性さと妖艶さを合わせ持つ彼女ならではの、はまり役である。
そして、イーサンが手を焼く思春期の娘ゾーイを演じたのは、『トゥルー・グリット』のヘイリー・スタインフェルド。
元妻であり、別れてもなお愛し続けた女性クリスティンは、『グラディエーター』のコニー・ニールセン。
メガホンを取ったのは、『チャーリーズ・エンジェル』シリーズ、『Black&White/ブラック&ホワイト』を手掛けてきたマックG監督。主人公イーサンがパリに住むアメリカ人として、街とそして家族からも少し浮いた存在であるという文化的な違いを絶妙に入れ込み、パリの伝統的な風景とスリリングなアクションが見事に融合した展開は、アメリカ人監督のマックGと、フランス人のリュック・ベッソン脚本の豪華タッグでしか成し得ないものとなった。
父と娘の間にある普遍的なテーマと、スパイ物の緊張感が両立するアクション・エンターテインメント大作がここに誕生した。
【ストーリー】
ベテランCIAエージェントのイーサン・レナーは、病にかかり余命宣告された事を
きっかけに危険な仕事を引退し、残された時間を別れた家族と過ごそうとパリに行く。
しかし、家族との空白の時間はなかなか埋めることが出来ず、父親の仕事が普通とは違うのではという疑問を持っている
思春期の娘ゾーイとは溝が深まるばかり。そんな中、女エージェントのヴィヴィから、延命できるという治療薬を餌に
現役最後の仕事を持ちかけられる。それは、凶悪で冷徹なテロリストを仕留めなければいけない史上最高に危険な仕事だった。
果たして、彼は世界の危機を防ぎながら家族サービスをするという同時進行不可能な最後の任務<ラストミッション>を遂行する事ができるのか?!
監督:マックG
出演:ケビン・コスナー/アンバー・ハード/ヘイリー・スタインフェルド/他
配給:ショウゲート
上映場所 | ホール・ソレイユ(4F) |
上映期間 | 10/25(土)~11/14(金)終了 |
11/1(土)~11/7(金) | ①13:40 ②18:15 |
11/8(土)~11/14金) | ①16:40 |
[margin_5t]©2013 3DTK INC.