孤独死より恐ろしい、逃げ場のない悪夢。
人生100年時代といわれ、世界的に高齢化が進む現代社会。“いじめ”や“虐待”はもはや子どもたちだけの問題ではなくなっている。やすらぎと癒しの場所であるはずのケアハウスで、老人たちを待っていたのは、ジェニー・ペンと名付けた人形を手にした冷酷な入居者による支配。いま、牢獄と化した介護施設が、静かなる修羅場となる。人生最後に待っていたのは孤独死より恐ろしい、逃げ場のない悪夢だった…。
スティーヴン・キングが「今年観た最恐の1本!」と驚嘆し、ジョン・リスゴーとジェフリー・ラッシュが伝統あるジャンル系映画祭の最高峰、第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭で最優秀主演男優賞をダブル受賞したのをはじめ、第20回オースティン・ファンタスティック映画祭では最優秀監督賞に輝くなど、数々の映画賞を受賞した背筋も凍る超話題作『ジェニー・ペンはご機嫌ななめ』。これは、高齢化社会が抱える闇をリアルに描き、老若男女観る者すべての身に迫る鋭利な恐怖で世界を震撼させた戦慄のソリッドサイコスリラー。あなたはこのおぞましき衝撃に耐えられるか
主演はアカデミー賞助演男優賞に2回ノミネートされ、『ミッドナイトクロス』(81)や『レイジング・ケイン』(92)、直近の大ヒット作『教皇選挙』(24)でもその強烈な個性を発揮しているジョン・リスゴーと、『シャイン』(96)で第69回アカデミー賞主演男優賞を受賞、『恋におちたシェイクスピア』(97)や『英国王のスピーチ』(10)など数多くの名作に出演するジェフリー・ラッシュ。映画界屈指の2大名優が、題材の斬新さと脚本の面白さに惚れ込み出演を即決、『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方』(04)以来2度目の共演を果たし、キャリア最高の熱演で激突する。その他、『モアイの謎』(94)、『ワンス・ウォリアーズ』(94)のジョージ・ハナレ、『シェイカーラン』(85)、『ピアノ・レッスン』のイアン・ミューンなど、ニュージーランド映画・TV・演劇界のベテラン名優たちが脇を固める。
監督のジェームズ・アッシュクロフトは、ニュージーランドの演劇界で活躍してきた俳優兼演出家。映画はこれが長編監督2作目となる。本作の恐怖演出が各国で高い評価を受け、『アベンジャーズ』シリーズのルッソ兄弟がプロデュースし、ロバート・デ・ニーロが主演するNETFLIXの最新スリラー巨編「ウィスパーマン」の監督に抜擢されるなど、新作のオファーが殺到中の全世界注目の才能である。
STORY
正義感が強く、法を守る強い信念とプライドで長年判事を努めてきたステファン・モーテンセン(ジェフリー・ラッシュ)に訪れた突然の悲劇。病に倒れ、車椅子生活を余儀なくされた彼は郊外のケアハウスに入居する。だが、そこにはジェニー・ペンという名のドールセラピー用の指人形を手に陰湿ないじめで老人たちを支配するデイヴ・クリーリー(ジョン・リスゴー)という1人の入居者がおり、彼と敵対したステファンはいじめの標的にされてしまう。繰り返されるデイヴの理不尽で屈辱的な嫌がらせ、そしてエスカレートする邪悪な行為。正義のために戦い続けてきた男の人生最後の戦いは、想像を絶する死闘と化していく…。

