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『サンキュー、チャック』【6/12~】

恐怖の先にこそ輝く愛と希望を描く人間賛歌

ついに世界は終わろうとしていた。人類による環境破壊のせいか、それともこの星の寿命なのか? 未曽有の自然災害が地球を襲い、ネット、SNS、電話などすべての通信手段がダウンしていったその時、街頭やTV、ラジオに突如現れたのは、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」という謎の広告。カメラに向かって微笑む一見実直そうな男、チャックとは何者なのか、感謝の意味とは何なのか──その答えを知る者は誰もいない──。
2024年に作家生活50周年を迎えた、スティーヴン・キング。途切れることなく紡ぎ出す新作小説は常にベストセラーランキングを席巻し、キングに影響を受けたTVシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」が世界的大ヒットを記録するなど、今なお絶大なる人気と評価をアップデートし続けている巨匠だ。
そんなキングが2020年に発表し、読む者の人生観を変える新たなる傑作の一本と名高い「The Life of Chuck」の映画化が実現。キングの小説を映像化した作品群では、『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』に続く、恐怖をくぐり抜けたその先で出会えるからこそ、より深く豊かな愛と希望を描く感動作が誕生。トロント国際映画祭で熱い喝采を浴び、最高賞である観客賞に輝いた。

不可思議な広告の人物として登場し、徐々にその数奇な生涯が明かされていくチャックことチャールズ・クランツを演じるのは、『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』シリーズのロキ役で日本でも爆発的人気を獲得したトム・ヒドルストン。チャックの人生の大切な思い出として“ダンス”があるのだが、ヒドルストンの引力から解き放たれたかのようなエモーショナルなダンスシーンは、観る者すべての命までを祝福する。
共演には、『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミル、『それでも夜は明ける』でアカデミー賞®にノミネートされたキウェテル・イジョフォー、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ』シリーズのネビュラ役で愛されているカレン・ギラン、『ルーム』で数々の賞に輝いたジェイコブ・トレンブレイ。アメリカで大注目のニューオリンズ出身のドラマー、テイラー・ゴードンの出演と演奏も話題だ。
監督・脚本は『ジェラルドのゲーム』『ドクター・スリープ』に続き、スティーヴン・キング小説の映画化に挑むマイク・フラナガン。
世界の終末への恐怖で幕を開けた物語は、全編に張り巡らされた謎を一つ一つ解き明かすことによって、人生の〈終わり〉を恐れる必要などないことを証明してくれる。今この瞬間を生きることの歓喜に包まれる、ヒューマン・ミステリー。

STORY

カリフォルニアで大地震が発生、フランスは津波に襲われ、メキシコでは森林火災が都市まで広がり、トスカーナでは街が水没──
次々と起こる災害にすべてを破壊され、ついに世界は終わろうとしていた。ネットやSNSが繋がらなくなる中、
街頭看板やラジオ放送に突如現れたのは、「チャールズ・クランツに感謝します。素晴らしい39年間に、ありがとう、チャック」という不可思議な広告。
だが、カメラに向かって微笑む中年男性のチャック(トム・ヒドルストン)が何者なのか誰も知らない。
ハイスクールの教師を務めるマーティー・アンダーソン(キウェテル・イジョフォー)は、別れた妻フェリシア・ゴードン(カレン・ギラン)からの電話に応える。
看護師を務めるフェリシアは、絶望のあまり自殺を選ぶ人々への対処に疲れ切っていた。互いを思いやる会話を交わし、
電話を切ったマーティーがテレビをつけると、まもなく全局がダウン、そこに突然、またしても“チャック”の広告が流れるのだった。

翌朝、マーティーは隣人から近くの道路が陥没したと聞き、学校へ行くのを諦める。
フェリシアに連絡しようとするが、“接続できません”と表示される電話を捨て、彼女の住む街へと歩き出すマーティー。
乗り捨てられた車で埋め尽くされた、まさに終末の風景の道路にも、チャックの街頭広告だけは並んでいた。
マーティーが道中で出会った、ある紳士はチャックのことを、「20人以上に尋ねたが、誰も知らなかった。世界の終わりの象徴かもしれんな」と語る。
すっかり日が暮れて、ようやく目的地にたどり着くマーティー。すると、街灯が一斉に消えて、街が闇に包まれた直後、建ち並ぶ家々の窓に、
チャックの広告が浮かび上がる。恐怖に駆られたマーティーはフェリシアの家へと駆け付ける。マーティーとの再会を喜びながらも、
フェリシアは彼に「そろそろよ。その時が来たの」と厳かに告げるのだった。
果たして、世界は本当に終わるのか?チャールズ・クランツ、通称チャックとは何者なのか?なぜ、感謝されているのか?39年間の意味とは?
一つ、また一つ、謎が解き明かされた時、すべての悩める魂に語りかける、もう一つの物語が始まる──。

 

2024年製作/111分/G/アメリカ
監督:マイク・フラナガン
原題:The Life of Chuck
出演:トム・ヒドルストン/キウェテル・イジョフォー/カレン・ギラン/マーク・ハミル/他
配給:ギャガ、松竹

 

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上映場所 ホール・ソレイユ(4F)
上映期間 6/12(金)~6/25(木)
6/12(金)~6/18(木) 時間未定
6/19(金)~6/25(木) 時間未定

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