変えられる---この場所には希望があるから
世界に伝えたい、心揺さぶる感動作。
市井の民を見つめ、彼らの生活と闘争を描き続けてきたイギリスの巨匠、ケン・ローチ監督。彼が自ら「最後の作品」と語っているのが2023年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品された本作『オールド・オーク』だ。
『わたしは、ダニエル・ブレイク』『家族を想うとき』に続く「イギリス北東部3部作」の最終章となる本作の舞台は、とある炭鉱の町で最後に残ったパブとして親しまれていた「オールド・オーク」。人々が集い、安らぎを見出す場所だったはずのパブは、シリア難民の受け入れにより、諍いの場に変貌してしまう。オーナーのTJはパブの先行きに頭を抱えていたが、シリアから来たカメラを携えた女性ヤラと出会い、思いがけず友情を育むことに。そして喪失や未知への恐怖、希望を見つけることの難しさについて知っていくことになるが---。
数々の名作を共に世に送り出してきた脚本家ポール・ラヴァティとのタッグによる、社会と人々への温かくもリアリズム溢れる眼差しが映し出すドラマは、深い感動を呼び、「思いやりと連帯への、巨匠監督からの切実な最後の呼びかけ」「希望への大胆な挑戦」と激賞されている。現実社会にも起こっている分断や争いと、違いを受け入れながら共存していくことへの希望についての考察を我々に促すだろう。
2023年/イギリス・フランス・ベルギー合作/113分
監督:ケン・ローチ
原題:The Old Oak
出演:デイブ・ターナー/エブラ・マリ/クレア・ロッジャーソン/他
配給:ファインフィルムズ
| 上映場所 | ソレイユ・2(地下) |
| 上映期間 | 5/1(金)~5/14(木) |
| 5/1(金)~5/7(木) | 時間未定 |
| 5/8(金)~5/14(木) | 時間未定 |
(C)Sixteen Oak Limited, Why Not Productions, Goodfellas, Les Films du Fleuve, British Broadcasting Corporation, France 2 Cinéma and The British Film Institute 2023
