第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門正式出品
日本画家・四宮義俊 長編アニメーションデビュー作
新海誠監督や片渕須直監督作品に参加し、CMやミュージックビデオなどジャンルを超えた創作活動を行ってきた日本画家・四宮義俊。そんな彼がオリジナル脚本にて長編アニメーション監督デビューを果たす。
本作はフランスの気鋭スタジオMiyu Productionsとの日仏共同製作であり、制作中の注目作として2024年第77回カンヌ国際映画祭でのアヌシー・アニメーションショーケースに選出。さらに、『千と千尋の神隠し』『すずめの戸締り』に続き、第76回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に正式出品。長編監督デビュー作がベルリン国際映画祭コンペティション部門に選出されるのは、日本のアニメーションとしては初となる。
声の出演には、萩原利久×古川琴音がW主演。話題作への出演が絶えない2人だが、アニメ声優を務めるのは本作が初。さらに人気声優の入野自由、名バイプレイヤーの俳優・岡部たかしが脇を固める。
主題歌は、全世界SNS総再生回数300億回を超え、絶大な共感を誇るimaseが担当。主人公と同世代の彼が、青春と人生をビターに綴った新曲「青葉」を作詞・作曲。劇伴担当の蓮沼執太が編曲・サウンドプロデュースを務めた。
STORY
老舗の花火工場・帯刀おびなた煙火店は、
町の再開発により立ち退きを迫られている。
そこで育った帯刀敬太郎(萩原利久)は、
蒸発した父に代わり幻の花火<シュハリ>を完成させようと
独りで奮闘していた。
夏の終わりの日、
東京で暮らす幼馴染のカオル(古川琴音)が地元に戻ってきた。
敬太郎の兄で市役所に勤める千太郎から立ち退き期限が明日と知らされ、
4年ぶりの再会を果たす3人。
失われた時間と絆を取り戻すようにぶつかり合いながら、
花火の完成と打ち上げを巡る驚きの計画を立てるのだが―。
幻の花火に託された希望と、その鍵を握る「花緑青はなろくしょう」。
火の粉が夜を照らし、新しい朝を迎えるとき、
敬太郎たちが掴むそれぞれの未来とは?
花緑青とは
燃やすと青くなる緑色の顔料。
しかし、その美しさと引き換えに毒性を含むため、
現在ではほとんど使用されなくなった。

