『チョコレートドーナツ』【9/20~アンコール上映】

2014/09/19

第11回トライベッカ映画祭観客賞受賞 

第38回シアトル映画祭観客賞(作品&主演男優)受賞 他

僕たちは忘れない。
ぽっかりと空いた心の穴が愛で満たされた日々――。

1970年代のアメリカ・ブルックリンで実際にあった「障がいを持ち、母親に育児放棄された子どもと、家族のように過ごすゲイの話」。本作はモデルになった男性と同じアパートに住んでいたジョージ・アーサー・ブルームによってシナリオ化された。2011年、トラヴィス・ファイン監督はこのシナリオを読み、崩れ落ちて涙を流したという。トラヴィス自身はゲイではない。だが、愛するわが子を奪われる苦しみに普遍性を感じたという。出会うこと、求めること、守ること、愛すること……ゲイもダウン症も関係なく、魂のレベルで求め合う愛はすべての人の心に届く。そして、『チョコレートドーナツ』は全米中の映画祭で上映され感動の渦に巻き込み、各地で観客賞を総ナメにするという快挙を成し遂げた。

【ストーリー】
1979年、カリフォルニア。シンガーを夢見ながらもショーダンサーで日銭を稼ぐルディ。正義を信じながらも、ゲイであることを隠して生きる弁護士のポール。母の愛情を受けずに育ったダウン症の少年・マルコ。世界の片隅で3人は出会った。そして、ルディとポールは愛し合い、マルコとともに幸せな家庭を築き始める。ポールがルディのために購入した録音機でデモテープを作り、ナイトクラブへ送るルディ。学校の手続きをし、初めて友達とともに学ぶマルコ。夢は叶うかに見えた。しかし、幸福な時間は長くは続かなかった。ゲイであるがゆえに法と好奇の目にさらされ、ルディとポールはマルコと引き離されてしまう……。

チョコレートポスター
2012年/アメリカ/97分

監督:トラビス・ファイン
出演:アラン・カミング/ギャレット・ディラハント/アイザック・レイバ/他
配給:ビターズ・エンド

上映場所 ホール・ソレイユ(4F)
お知らせ アンコール上映決定!
9/27(土)~10/3(金) ① 9:50  ②13:55
10/4(土)~10/10(金) ①11:45

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