『ノスフェラトゥ』【6/6～】

それは恐ろしくも美しい ゴシック・ロマンスホラーの幻影

幼いころにサイレント映画『吸血鬼 ノスフェラトゥ』の虜になった鬼才ロバート・エガース。その敬愛する映画を手掛けたヘンリック・ガレーンによる脚本、そしてブラム・ストーカーによる小説「吸血鬼ドラキュラ」にインスパイアを受け、創り上げた映画『ノスフェラトゥ』。

ロバート・エガース監督は、当時の建物や衣装など細部まで“本物”にこだわり抜き、そのリアルさは第97回アカデミー賞®で撮影賞、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞の4部門にノミネートされた。

主人公・エレンを演じたのはジョニー・デップの娘、リリー＝ローズ・デップ。オルロック伯爵は、『IT/イット THE END “それ”が見えたら終わり』のペニーワイズ役などで世界中を恐怖に陥れたビル・スカルスガルド。そして、アルビン・エーバーハルト・フォン・フランツ教授を演じるのは、今作でロバート・エガース監督とは3度目のタッグとなるウィレム・デフォーだ。