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『ぼくが生きてる、ふたつの世界』【10/11~】

耳のきこえない母ときこえる息子の物語

原作は、実録ノンフィクション『ろうの両親から生まれたぼくが聴こえる世界と聴こえない世界を行き来して考えた30のこと』。きこえない、またはきこえにくい親を持つ聴者の子ども「コーダ」という生い立ちを踏まえて、社会的マイノリティに焦点を当てた執筆活動をしている作家・エッセイスト五十嵐大による自伝的エッセイだ。

映画『ぼくが生きてる、ふたつの世界』では、耳のきこえない両親と、そのもとで愛情をたくさん受けて育った耳のきこえる息子の心の軌跡を描く。幼い頃から両親に負い目を感じていた主人公・大は、変化していく出会いや環境の中で、“きこえる世界”と“きこえない世界”に生きる自分を見つめなおしていく。

STORY

宮城県の小さな港町、耳のきこえない両親のもとで愛されて育った五十嵐大。幼い頃から母の“通訳”をすることも“ふつう”の楽しい日常だった。しかし次第に、周りから特別視されることに戸惑い、苛立ち、母の明るささえ疎ましくなる。心を持て余したまま20歳になり、逃げるように東京へ旅立つが……。

 

2024年/日本/105分
監督:呉美保
出演:吉沢亮/忍足亜希子/今井彰人/ユースケ・サンタマリア/他
配給:ギャガ

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 10/11(金)~10/24(木)
10/11(金)~10/17(木) 時間未定
10/18(金)~10/24(木) 時間未定

 

 

(C)五十嵐大/幻冬舎 (C)2024「ぼくが生きてる、ふたつの世界」製作委員会

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