Featured Video Play Icon

『ソウルメイト』【5/10~】

忽然と姿を消したかつての親友
出会い、想い合い、すれ違った16年
絶望を希望に変えた〈2人だけの秘密〉に心が震える友情物語

第93回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされた『少年の君』のデレク・ツァンによる単独監督デビュー作『ソウルメイト/七月と安生』。多くの映画好きを魅了した話題作が、韓国・済州島を舞台に新たな傑作として生まれ変わる。

公募展で大賞に選ばれた一作。それは「作者・ハウン」による高校生のミソがモチーフの絵画だ。ミソとハウンは、小学生からの大親友。絵を描くのが好きな2人は、性格も価値観も育ってきた環境も違うが、大切な存在だった。しかし、ジヌとの出会いが2人の運命を大きく変えていく。想い合いながらもすれ違い、疎遠になっていた16年目のある日、ハウンはミソに“ある秘密”を残して忽然と姿を消してしまう。思いもよらない壮絶な半生が紐解かれるとき、涙なしでは観られない“2人だけの秘密”が明らかになる。

主人公・ミソを演じるのは、ドラマ「梨泰院クラス」でヒロインのチョ・イソ役で大ブレイクを果たしたキム・ダミ。表向きは自由奔放で明るく振る舞う一方、複雑な家庭環境で育ち、心の奥底に悲しみを抱える繊細な役を熱演。両親から愛されて何不自由なく育つも、自分の意志では生きることができない親友のハウンには、ドラマ「ボーイフレンド」でパク・ボゴムの親友役を務め注目を集めたチョン・ソニ。Netflixオリジナル映画『20世紀のキミ』の好演が記憶に新しい次世代俳優ピョン・ウソクが、2人の半生に深く関わるジヌを演じる。

色鮮やかでノスタルジックな映像にのせて、絵画から綴られる2人の友情は、予想だにしない結末へとなだれ込む。辛い現実に必死に耐えながら日々を過ごすミソ。そんな彼女の生きる希望となったハウンとの秘密。16年に渡る彼女たちの軌跡は、誰しもの心を揺さぶり、疎遠になった大切な人との思い出をよみがえらせる。

大好きだった親友は、“秘密”を残して姿を消した---

公募展で大賞に選ばれた「作者・ハウン」という記載だけで応募された絵画。そこに描かれていたのは、高校生のミソだ。ギャラリーの担当者から、ハウンとコンタクトを取りたいと連絡を受けたミソだが、ハウンとは幼い頃に遊んだだけの仲だと語る。ハウンのブログにはミソとの深い関係が綴られているにも関わらず…。

ミソとハウンは小学生からの大親友。性格も価値観も育ってきた環境も正反対だが、唯一の共通点は絵を描くのが好きなことだった。ずっと一緒に生きていくと約束する2人だったが、17歳の夏、ハウンに恋人ジヌができたことで少しずつ気持ちがすれ違っていく。そんな中、ミソは済州島を離れてソウルで暮らすことを決意。しかし、ソウルでの暮らしは精神的にも肉体的にも過酷だった。生きていくだけで必死な日々を過ごしていたミソだが、ハウンには絵の勉強をしながら旅をしていると嘘の手紙を送っていた。それから5年が経ち、再会を果たした2人は、釜山旅行に出掛ける。久しぶりに2人で過ごす時間に気持ちが昂るも、価値観の違いによって大喧嘩に。それを機に、疎遠になっていた16年目のある日、ハウンは忽然と姿を消した。2人だけの“秘密”を残して…。

 

2023年/韓国/124分/PG12
監督:ミン・ヨングン
原題:Soulmate
出演:キム・ダミ/チョン・ソニ/ピョン・ウソク/他
配給:クロックワークス

上映場所 ソレイユ・2(地下)
上映期間 5/10(金)~5/23(木)
5/10(金)~5/16(木) 時間未定
5/17(金)~5/23(木) 時間未定

 

 

(C)2023 CLIMAX STUDIO, INC & STUDIO&NEW. ALL RIGHTS RESERVED.

© 2024 ソレイユ