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『帰らない日曜日』【7/8~】

2022/05/08

カズオ・イシグロ絶賛の小説を
『キャロル』のプロデューサーが映画化

アカデミー賞®︎6部門にノミネートされた愛の名作『キャロル』のプロデューサーが、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロ、ニューヨーカー誌ほかが絶賛、「最良の想像的文学作品」に与えられるホーソーンデン賞を受賞した小説「マザリング・サンデー」を映画化。
天涯孤独なメイドのジェーンは、英国名家の跡継ぎとの誰にも言えない身分違いの恋に身も心も捧げるが、たった1日がすべてを変えてしまう―。やがて小説家になった彼女は、その1日を生涯かけて手繰り寄せることになる。カンヌ国際映画祭ほか世界中の映画祭が絶賛。絵画のようなイギリスの風景、そして匂い立つエレガントな官能。秘密の恋に陶酔する、眩いほどに美しいラブストーリー。

新星×コリン・ファース×オリヴィア・コールマン
アカデミー賞®︎受賞俳優の贅沢な共演が実現

主人公のジェーンには、今最も期待される新星オデッサ・ヤング。裸で邸を歩き回るシーンにも果敢に挑み、ジェーンの自由を求める心を大胆に表現した。若き英国紳士ポールには、大ヒットTVシリーズ「ザ・クラウン」でチャールズ皇太子役を演じ、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞をはじめ各賞を席巻したイギリスの若き才能、ジョシュ・オコナー。愛する兄たちを失った憂いと、ジェーンへの恋慕を瞳に宿すポールを繊細に演じた。
さらに、『英国王のスピーチ』のコリン・ファースと、『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンという、アカデミー賞受賞俳優にして英国の至宝の贅沢な共演が実現。2人は『レディ・マクベス』で英国アカデミー賞にノミネートされたアリス・バーチが手掛けた脚本に惚れこみ、出演を快諾。我が子を戦争で亡くした母親の魂の慟哭を静かに深く体現したコールマンは、スクリーンに見事な奥行きを与えている。また、現在のジェーンにアカデミー賞®︎を2度受賞し、政治家としても活躍したグレンダ・ジャクソンが扮し、圧巻の貫録で観る者を魅了する。

英国の才能が豪華集結!
映画史に残る新たな愛のマスターピースが誕生

監督は世界各国の映画祭で注目され、カンヌ国際映画祭に正式出品された『バハールの涙』で高く評価されたエヴァ・ユッソン。スタッフにも英国の真のプロフェッショナルが集結。アカデミー賞®︎に3度輝き、『キャロル』や『女王陛下のお気に入り』も手掛けたサンディ・パウエルの、美しくも独自のエッジをきかせた豪華な衣装に目を奪われる。さらに、『クルエラ』で本年度のアカデミー賞®︎にノミネートされたヘアメイクのナディア・ステイシーが20代から40代のジェーンの時の流れを、繊細な特殊メイクで見事に表現した。
優美なイギリスを舞台に、たった1日で人生が一変した〈秘密の恋〉を描く、新たな愛の傑作が誕生した。

STORY

1924年、初夏のように暖かな3月の日曜日。その日は、イギリス中のメイドが年に一度の里帰りを許される〈母の日〉。けれどニヴン家で働く孤児院育ちのジェーンに帰る家はなかった。そんな彼女のもとへ、秘密の関係を続ける近隣のシェリンガム家の跡継ぎであるポールから、「11時に正面玄関へ」という誘いが舞い込む。幼馴染のエマとの結婚を控えるポールは、前祝いの昼食会への遅刻を決め込み、邸の寝室でジェーンと愛し合う。やがてポールは昼食会へと向かい、ジェーンは一人、広大な無人の邸を一糸まとわぬ姿で探索する。だが、ニヴン家に戻ったジェーンを、思わぬ知らせが待っていた。今、小説家になったジェーンは振り返る。彼女の人生を永遠に変えた1日のことを──。

 

2021年/イギリス/104分/R15+
監督:エバ・ユッソン
原題:Mothering Sunday
出演:オデッサ・ヤング/ジョシュ・オコナー/ショペ・ディリス/グレンダ・ジャクソン/他
配給:松竹

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 7/8(金)~7/21(木)
7/8(金)~7/14(木) ①11:40  ②18:10
7/15(金)~7/21(木) ①17:50

 

 

 

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