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『リル・バック ストリートから世界へ』【11/5~】

ダンスがあったから、ギャングにならなかった

全米有数の犯罪多発地域で、公民権運動のキング牧師が暗殺された場所としても知られるテネシー州、メンフィス。そんな闘争の街で育ったチャールズ・ライリー(愛称リル・バック)は、メンフィス発祥のストリートダンス“メンフィス・ジューキン”にのめり込んだ。映画の中で“ジューカー(ジューキンを踊る人)”たちが証言する。「俺たちは人殺しになるより、ダンスがしたい」。

ヨーヨー・マが演奏、スパイク・ジョーンズが投稿した動画で
運命を変えた

「ダンスが上手くなりたい」。それだけを願った少年は、やがて奨学金を得てクラシックバレエにも挑戦、ジューキンとバレエを融合させ、名曲「白鳥」(「瀕死の白鳥」)を踊った。その「白鳥」を世界的チェロ奏者ヨーヨー・マが見て、チャリティ・パーティーに彼を招いて共演。そこに偶然、『her/世界でひとつの彼女』の映画監督スパイク・ジョーンズが居合わせ、驚異的なダンスに目を奪われ、携帯で撮影して動画を投稿。その1本の動画が、リル・バックの運命を変えた。 タフな街に育った少年が唯一無二の世界的なダンサーとなり、メンフィスの子供たちの光になるまでの軌跡を描く感動的なドキュメンタリー。

リル・バック
Charles ”Lill Buck” Riley

1988年、シカゴに生まれる。8歳でテネシー州メンフィスに転居し、メンフィス発祥のストリート・ダンス“ジューキン”に出会う。その後、奨学金を得てメンフィスのバレエ・カンパニー、ニュー・バレエ・アンサンブルのレッスン生となり、芸術監督の助言でジューキンとバレエを融合させて名曲「白鳥」(「瀕死の白鳥」)を踊る。
2011年、そのダンスが世界的チェロ奏者ヨーヨー・マの目にとまり、ヨーヨー・マの演奏で「白鳥」を踊り、その様子を映画監督スパイク・ジョーンズが携帯で撮影し、YouTubeにアップすると、たちまち評判となり300万ビューを超えた。これを契機に、活躍の場を世界中に広げていく。そのほか、ジャネール・モネイ「Tightrope」のMV、シルク・ドゥ・ソレイユ「マイケル ジャクソン ONE」への出演、マドンナのツアーへの参加、ルイ・ヴィトン財団での公演、ヴェルサーチやナイキとのオリジナルスニーカーのコラボレーション、ユニクロやGAP、AppleのCM出演など多彩な活動を続け、最近ではディズニーの実写映画『くるみ割り人形とねずみの王様』でモーション・キャプチャーを担当、2021年6月からは映画『ブラインドスポッティング』のTVドラマ版にも出演。
近年は社会活動家としての顔も持ち、同じくダンサーのジョン・ブーズとともに、「身体表現を通して世界を変える」ことを目指すMOVEMENT ART IS (M.A.I.)を立ち上げ、ショートフィルムの制作やパフォーマンスの上演に取り組む。
M.A.I.での活動は、Netflixドキュメンタリー・シリーズ「Move -そのステップを紐解く-」でも取り上げられている。現在、NYのジュリアード音楽院のクリエィティブ・アソシエイツも務める。

 

2019年/フランス・アメリカ合作/85分/G
監督:ルイ・ウォレカン
原題:Lil' Buck: Real Swan
出演:リル・バック
配給:ムヴィオラ

上映場所 ホールソレイユ(4F)
上映期間 11/5(金)~11/11(木)
11/5(金)~11/11(木) 時間未定

 

 

 

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